挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはサブ5、サブ4の夢を見れるか?

新橋に勤務するサラリーマンです。 2016年3月に体重が80kg近くになったのを機にランニングを始め、11月初のフルマラソンであるさいたま国際マラソン挑むも実力不足でDNF。年度内での完走を目指ざし2017年3月サンスポ古河はなももマラソンでなんとか無事完走出来ました! そこでブログタイトルも新たに、次なる目標であるサブ5、そしてその先のサブ4へ向けて日々奮闘の記録(の予定)です。(旧タイトル:挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはフルマラソン完走の夢を見れるか?)

NO MUSIC NO LIFE〜SONY WALKMAN NW-WS623レビュー(装着編)〜

先日購入したSONY WALKMAN NW-WS623(以下WS623)

苦労して購入したWS623が期待通りのものなのか?




先に結論言うと個人的には
これ、個人的には買い!
と思いました。


3種類あるWシリーズの中からWS623にしたことについては、購入編でも触れてますが、そもそもWシリーズにしたのは私にとって次の要求を満たしていると言うことがあります。

要求事項その1:
音楽聴きながら走ると外の音が聞こえなくなり怖い
→外音取り込み機能搭載
要求事項その2:
フルマラソンなど長丁場になるランニングに対して完走まで持つ長時間稼働。
→最長12時間の電池持続と90分でフル充電
要求事項その3:
使用後の水洗いやマラソン中に水を被った時の防水性
→JIS規格 IPX5/8相当の防水性
要求事項その4:
プレーヤー(携帯電話含む)でイヤホンではケーブルが鬱陶しい
→イヤホン一体型なのでケーブルレス

上記のうち1〜3は特に必須の仕様で、それが4で挙げている一体型であった事がWシリーズに決めた理由です。


今回、2週間程使った結果についてレビューします。


装着感について


画像はhttps://www.sony.jp/walkman/products/NW-WS620_series/より

装着感はいかに耳にフィットさせるかで変わってきますね。
歩く程度…例えば通勤に使う、散歩に使う程度なら振動も少ないので問題無いですが、走るとなると着地衝撃が大きい分、耳の穴にちゃんと嵌ってないと本体が動き、この時の音が耳障りに感じます。
購入後、標準装着のパッドで走った際、それが気になりました。

パッドを小さいものに変えたら耳にしっかり入った事でかなり改善され気にならなくなりました。

あと、付属のシリコン製のストラップを使う事で左右イヤホンを繋ぐケーブルをブラつきを無くす事でフィット感を高める事も出来ます。

イヤーパッドに関しては価格.comAmazonのレビューでは個人差で合わない人もいるみたいです。

下記の音質の好みや外音取り込み機能の把握のためにも、家電量販店に置いてあるデモ機で装着感や試聴することをお勧めします。


操作性について

比較的良く使う機能(オン/オフ、再生/メディア切替、選曲)は右、設定系(音量や再生モード、外音取込、Bluetooth接続)は左に分かれている上、ボタンの位置も分かりやすく覚えるのは簡単でした。
また、電源のオンオフや本体/スマホの再生切り替え時、再生モード切り替えなどはシンプルな英語でのアナウンスが流れ、状態を確認できますので特に使いづらいと言うことはありませんでした。

音楽データの転送はPCと繋ぐ必要がありますが
工場出荷状態でも3曲のサンプル曲が入っているので充電すれば即テストが可能です。

また、手持ちのスマホに音楽データと再生アプリがあればヘッドホンモードにすることでBluetoothイヤホンとして使うことも出来ます。(もっともその使い方なら初めから防水タイプのBluetoothイヤホン買った方が良いのではとの話になるがw)

PCとの接続は本体右側の接点にクレードルを装着してUSBケーブルでPC側と接続してやれば接続完了。

専用の転送アプリを使ってもできますが、普通にファイルエクスプローラーで USBストージとして認識されている本体を開いて中の音楽データが入っているフォルダに音楽データを貼り付けても転送できます。
直感的にはそっちの方が楽だと思います。

あと、音楽データフォルダ直下にフォルダを作りその中にも別の音楽データを入れる事でフォルダ単位での再生が可能です。

例えば本体メモリにはMUSICというフォルダがありますがそこには邦楽の音楽データとMUSIC 2というフォルダも入れます。
そしてMUSIC2には洋楽のデータを入れる事で本体のボタン操作により邦楽だけを聴く、洋楽だけを聴く、邦楽と洋楽全て聴くというのが可能になります。

フォルダ毎の切替はMODEボタンの長押しでフォルダ毎の再生に設定してやる(切替の有無は英語でアナウンスされる。)
再生するフォルダの切替は早送りボタンをダブルクリックで切替える。(これはビープ音でわかるようになっている。)


音質について

検証の前にハイレゾ対応のAシリーズを聴く機会がありました。(実家に帰った時、甥っ子が持っていた)
WS623を部屋の中で聴いた時の感想としては
Aシリーズほどクリアな音質では無いものの、特に悪いとも感じませんでした。
価格もそう高いわけでも無い上、一体型という物理的に制約がある状況での設計でしょうし、用途が移動中や、走ってる時に使うので十分聴ける音だと思います。
むしろ、外音取り込みにすると、外の音や風の音を拾うので音楽の音の良し悪しはあまりわからなくなります。
と、言うわけで個人的には問題なしです。


外音取り込み機能について

昼は目視で状況の確認がある程度効きますが夜は暗さにより視界が悪い分、音に頼る部分も多いと思います。
夏休み中は昼間は暑かったこともあり、何回か夜に走りました。

その時に使ってみた感想は…。
まず外音取り込み機能をオフにした状態では外の音の聞こえ方は一般的なカナルタイプのイヤホンと一緒です。

外音取り込み機能はオンにした場合。
(購入編)でも書いてますが外音取り込みの音量は調整可能で(AMB/Bluetoothボタンをダブルクリック。音声アナウンスでMODE A、B、Cを知らせてくれます。 外音取り込み音量は Aが最小でCが最大。)その時の状況に応じてセッティング可能です。

外音取り込みは結構いろんな音拾います。
自転車のブレーキ音や歩行者の同士の話し声、犬の首輪とリードを繋ぐ金具の音、車の走行音(エンジン音やロードノイズ)、虫や川のせせらぎ、エアコンの室外機の音はよく聞こえました。
あと自分息継ぎの音。


意外なのは結構遠くの音や走ってる時はあまり気にしていない音がよく聞こえるように感じた事でした。

音が増幅されて聴こえるので補聴器みたいな使い方もできるのかな…と思ったくらいです。
(ただし、音によって拾う拾わないがあるようなので過信は禁物…例えば自転車乗るときはちょっと怖くて使いたくないなと思ってます。)

ちなみに外音取り込み機能をオンにしていると音楽再生を停止していても、外部の音は拾ってくれます。この状態だと相手の声など聞こえるので装着したまま普通に会話出来ます。わざわざ外さずに済むのでとても便利です。


なんといっても音楽を聴きながらで周囲の音が聞こえると言うのは思った以上に安心感があるので期待以上の機能でした。

通勤でも役に立ってます。
座ってるときに音楽聴いていなくても電車の走行音などにアナウンスかき消されていてしまい1駅越してしまうことがあったんですが、特定の音を増幅するようで車内アナウンスなどは耳に何もつけてない時よりもよく聞こえます。
ただブレーキ時のスキール音なんかも結構入ってくるのでちょっとビビるときありますけどw
慣れてくると大丈夫でしたし、外音取り込みの音量は3段階に調整できるので、外の音が喧しく聞こえるときは調整して使ってます。


稼働時間について

上記の通りフル充電の所要時間は短く、連続稼働でも長いスタミナを誇る当機種。
片道1時間程度の通勤では問題なく行き帰り再生できます。
そして、先日、自宅から大阪の事務所まで(約3時間半)、大阪から九州の事務所まで(約2時間40分)先日の出張時、小倉くらいから自宅前まで(約5時間)移動中はほとんど使ってました。
もちろん使った後はいずれも充電した上ですが、少なくとも普段使いなら全く問題ないレベルの長い再生時間ですし、フルマラソンで十分使用可能なレベルだと思いました。


取り回しやメンテナンス性

一体型なのでイヤホンケーブルが絡まるとかは無いのですが、持ち運ぶ時が難儀だなとは思いました。バッグに入れるにしてもそのままだと変に曲げて断線したら嫌なのでケースは必要だと思いました。これについては専用のケースがあったのでAmazonでポチりました。



見ての通り専用品なのできれいに収まります。

メンテナンスについては本体は防水なので水洗いでき、清潔に使えます。
夏休みが終わった後はまた蒸し暑い日が続き、走れば当然、歩くだけでもそれなりに汗をかきますのでそんな中で使い終わった後に水洗いする事で汗を落とすことができます。

また、大会の時に使う場合は頭から水かぶったりすることもあるのでそんな時にも気を使わずに済むというのも有難いです。

また色を艶消っぽいライムグリーンにしたので汚れが心配でしたが、マメに洗うなり除菌ティッシュなどで拭くなりすれば、そうそう薄汚れる感じにはならなそう。



と、ここまでは良い点ですがマイナスポイントも少なからずあります。(中には長所転じて…というのもあるので仕方ない部分もありますが)
①風の強い日に外音取り込み機能を使うと風切り音が凄い。
Bluetooth接続で自動認識するとペアリング先の音楽データの再生に切り変わろうとする。(つまり単なるBluetoothイヤホンとなってしまう)
③充電に専用のアダプターを使う必要がある。
④メモリがせめて8GBならなお良かった。

①は外音取り込み音量の調整で小さくする事は可能ですが、他の音も聞き取りづらくなるので痛し痒しのところがあります。
まあ、仕様上仕方ないかな…。
②と③は改良してほしいなと思うところです。

②については再生ボタンでウォークマン側の再生に切り替える事で、音楽はウォークマン側で電話をかけたり受けたりはハンズフリー時のヘッドセットとして使うようにはできるようになってますがいちいち変更するのがめんどくさい。本体側で細かい設定が出来なくともPCと繋いだときに設定できるようになるといいなと思いました。

③については出張時などアダプターを忘れて電池切れしたら使えなくなってしまいます。防水処理や実装スペースの問題でUSB直接接続にはしなかったのでしょうが…実は専用ケースを購入したのもこっちが主な理由でした。

④は単なるワガママですが4GBの上が16GBなので5,000円高でもGB辺りのコストが安い上位機種NW-WS625(以下WS625)をいっちゃいそうになるんですが…リモコンもついてるし…でも色は黒1色で面白みが無いし、リモコンあってもほとんど使わんだろうし…と選びませんでした。WS623でもカタログ値で880曲入るから充分と言えば充分なんだけどね。8GBなら顧客満足度も上がると思うのですがSONY様。
(NW-WS414という機種は8GBなんですが製造終了な上、Bluetooth無し、カラーリングも地味目、価格はWS623よりも高いので選ばなかった。)

不満点が全く無いわけではありませんが、よく出来ている製品だと思います。

ランニングアイテムを買う際はよく吟味した上で買うので大きな失敗は無いのですが、今までの中で買って良かったなと思うのがガーミンとYURENIKUIでした。
WS623も同じ評価です。むしろガーミンとWS623は普段も活用できるのでかなりおススメですね〜。



これから到来する「スポーツの秋」のお供に。結構おススメなアイテムだと思います!

買って良かった!


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