【アイドル育成計画 最終章】コンポ載せ替えちゃいます!【ROTOR UNO 開封編】
我が愛車 DEROSA IDOL。
3年前にガイツー(海外通販)で購入し、ブレーキを強化、その後ヒルクライム仕様にリファインを続けました。
アルテグラ-シャマル仕様が最終形態と思っていましたが…さらなるエボリューションへ。
これが最終形態、最終仕様です。
最終仕様へのコンポとして選んだのがROTOR UNO GROUP SET。
ROTORのラインナップからは落ちていますが、一応ハイエンドモデルです。
国内で定価で買うと40万近い価格になります。
実際にはその半額以下で買ってますが。ビバ!ガイツー!!
メカニカルですが、フル油圧制御という変態的ギミックにやられて購入しました!
さて、購入編に続き、今回、開封編ということで届いた品物を吟味していきます。
直ぐ取り付けるわけではありませんが品物に不備がないか開封します。
インボイスやら、評価してね!のメッセージ等の中におまけのグミ(ハリボー)が入ってました。
こういうのってなんか嬉しいですよね。
他社のハイエンドキット同様にUNOも化粧箱入り。
さすがハイエンドモデルだけにパッケージが立派。
もっともROTORにはミドルグレードやエントリーグレードのラインナップはないけどね。
入っているものは、F/Rメカ、デュアルレバー、ブレーキキャリパー、ブレーキとシフトのブリーディングキット。
ケーブルは各パーツと結線済みでした。
日本向けに設定があるかどうかはわかりませんが、海外通販だとスプロケ、チェーンが抜いてあるアップグレードキットと、この2点も込みのフルキットがあります。
私はアップグレードキットを購入しました。(ちなみにショップ写真のアップグレードキットだと無い部品の部分は、ウレタンが敷き詰められていますが、届いたのはフルからカセット、チェーンを抜いたようになっており、実際箱側面の同梱表記はカセット11-28、チェーン有りとなっていました。ラベルはアップグレードキットとなっています。無いのを承知で購入しているのでいいのですが、ショップで抜いているのか、メーカーで抜いているのかは不明。メーカーだとすると、こういうアバウトなところは、海外メーカーならではかな。)
フルを買わなかったのは、カセットの歯数が選べないから。
UNOグループセットはシマノとの互換性があるので、クランク(チェーンリング)、カセットやチェーンはシマノが使えます。
ROTORのカセットは軽量で魅力だけど、2ピースの削り出しで、スプロケ単位での交換が効かないし単品だと高いしということで、見送りました。
さて中身で入っていたパーツもカーボン、削り出しパーツ満載。
でも高級感というよりは、ワンオフのレーシングパーツ的な趣きでしょうかね。一言で言えばスパルタン。
カンパの工芸芸術感のある意匠とは明らかに違う。
イメージはSRAMに近いけど、あっちはもう少し洗練された感じ。ROTORは、良い意味で無骨さがあります。
個人的にはガンダムに例えるならシマノはνガンダム、カンパはF91。
SRAMはクロスボーンガンダムでROTORは陸戦型ってイメージかなあ。
さて、あらためて各部を見ていきます。
まずフロントメカ
楕円リングのデメリットに変速がイマイチというのがありますが、それはフロントディレラーの強度も関係しているようです。
少なくともROTORはそう考えているらしく、UNOのフロントメカは結構ゴツめ。
どこがゴツいかというと、羽根の部分。
他社はプレス加工やカーボン製ですが、コイツは削り出し。羽根の厚みがしっかりあります。
こうやって羽根の強度を上げてやることできっちりチェーンを動かしてやれるようにしているみたいです。
リアメカ
見た目からメカメカしさ満載!
これもボディは削り出しのようです。
それとゲージはカーボン。
UNOのキャパは32Tまではイケるとのこと。
手持ちの11-32Tが使えるのがありがたい。
デュアルレバー
カーボン製。
カンパもカーボン製ですが、ROTORの方がスパルタンな感じかな。
ちなみに変速方法は、SRAMと同じダブルタップ。ブレーキレバーはブレーキのみで、その内側にあるシフトレバーを小さく押すまたは大きく押し込むことでシフトアップ/ダウンができます。
右は小がアップ、大がダウン。
左は逆になります。(大がアウターへ変速(アップ)、小がインナーへ(ダウン))
そしてブレーキ
王冠を逆さにしたような「M」マークはマグラのロゴマーク。
マグラっていうのは、ドイツのパーツメーカー。今は自転車用ブレーキがメインみたいですが、昔はBMWのバイクなどにもマグラ製が採用されていたとのこと。
ロードよりはMTBでは馴染み深いメーカーです。
MTBはロードよりも早い段階でディスクブレーキシステム導入していたし。
ちなみにマグラはロード用にRT6とRT8という油圧リムブレーキを出しています。
ROTORのはこれを改良したものらしいです。
リムブレーキの最終形はダイレクトマウントだと思っていましたが、油圧リムブレーキが最終形なのかも。
ちなみに油圧だからブレーキユニットだけディスクに換えれば、ディスクフレームにコンポ載せ替えが可能?と期待しちゃいましたが、デュアルレバーがリム用、ディスク用で異なるため、レバーも変えないとダメとのこと。残念っ!
お約束のパーツ重量測定ですが
各部品が梱包時点でケーブル結線済みのため、そのままで測っており正確な実重量ではないです。
Fメカ127g
リアメカ210g
シフター右188g左161g
ブレーキ174g/片側※
※ケーブルの影響でブレーキは前後重量の差が大きいため最軽量値をとっています。
しめて1034g
アルテグラ(1062g)よりもほんの僅かに軽い。
あとはワイヤーケーブルと油圧ケーブルの重量差がどう出るか。
早速取り付けたいのですが、色々と調べなければいけないこともあるため、確認出来てから取付編にうつりたいと思います。
ということで、続きます!