【開封の儀】GARMIN EPIX Sapphire レビュー①【各部確認編】
届きました!
先日オーダーした、GARMIN EPIX Sapphire Carbon Gray DLC Ti 。
今回は開封〜各部の確認です。
FENIX6Sは発売されて少し経ってからのレビューだったので、極薄レビューでしたが、EPIXは発売間もなく情報も少ないので、出来るだけ濃いめに紹介していきたいと思います!
まず開封の儀。
6Sと同じような化粧箱に収まっています。
箱の中身
本体、充電ケーブル、取説。
取説についてはクイックスタートガイドのみ。
マニュアルが無いのは、後からアップデートで機能が追加される場合があるから。
WEBからマニュアルを取得しましょう。
本体
ベゼル、裏カバーはチタンでベゼルはカーボングレイのDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングが施されています。
ベルト幅は22mm。6S(20mm)より太めです。
クイックリリースタイプなので工具無しでベルトの交換可能です。
EPIX独自の意匠が赤いスタートボタン。
FENIXは色はついていないのでここが外観上の大きな違いになります。
操作ボタンは5つ。
赤いスタート(決定)/ストップボタンとその下のリターン/ラップボタン、反対側が上からバックライトのオン/オフ(電源切時は電源ONボタン)、上ボタン、下ボタン。
長押し(1秒)する事でショートカットキーとなり、リターン/ラップボタンはウォッチフェイス選択、バックライトのオン/オフはコントロールメニュー、上ボタンはメニューの呼び出し、下ボタンはミュージックプレイヤーになります。
ショートカットは一部カスタマイズ可能とのこと。
FENIX7シリーズだとボタン不良の個体があるみたいだけど、私のは問題なし。ちゃんとしっかり押せるし、反応も良し。
ちなみにEPIX/FENIX7シリーズはタッチパネルでの操作も可能です。
ただし一部機能はボタンのみしか受け付けないようになっています。
裏は心拍数/血中酸素濃度センサー
センサーは第4世代と呼ばれるセンサーを装備。
6Sに比べるとセンサーの数が増えています。
裏面に「GEN2」の刻印があります。
「GENERATION 2」第2世代という意味ですね。
刻印からEPIX Jの後継モデルであることがわかります。
こちらは6Sのセンサー部
外観は一通り確認したので、デバイスのセッティングをおこなっていきます。
性別、誕生日や身長、体重のほか、GARMIN CONNECT、Wi-fiの設定を行います。
ちなみに、設定準備を行なっている時の画面がなかなか凝ってます。
立ち上げが終わり設定準備完了になると世界各国の言葉で「準備(完了)」と表示され設定が可能になります。
次に画面…液晶とAMOLEDの違いを確認。。
画面サイズは違いますが6S、EPIX同じウォッチフェイスにして比較。
画面は 6Sは保護ガラス貼付のうえバックライトを点灯させています。EPIXはそのままの状態。
ちなみに6Sのベゼルはキズ防止目的で社外のローズゴールドベゼルを貼り付けてあります。
写真でもEPIXの方が鮮やかで高精細なグラフィックであることがわかります。
かなり画面の解像度が高いことがわかったので写真を文字盤にできるFace Itという機能を使ってみました。
サンプルはこの写真を使います。
Face ItはGARMIN CONNECT内にあります。
GARMIN CONNECT→Connect IQストア→デバイスを選択→Face Itと移動してMyWatchFaceTest画面左下の「+」からカメラかフォトを選択して文字盤にしたい画像を決めます。
決定したらインストールすればFace Itで作成した画面に変更されます。
画像だけでなく、時計の種類(アナログ、デジタル)や色や針のデザインもいくつかのサンプルから選ぶことができます。
出来上がったのがこれ。
写真はピント合わせの関係から引きで撮って、それを拡大、トリミングしているので粗く見えますが、実際の画面はそんなに粗くない。
以前235JでFace Itを使ってみたことがありましたが、イラストはまだマシですが写真は上の写真以上に粒子の粗い画像となってしまう上、全体的に白っぽくなってしまい、鑑賞に耐えるようなレベルではありませんでした。
そのため以来、使ったことはなし。
でもEPIXの画面ならFace It使ってもいいと思いましたね。
ちなみに6Sだと…
左からEPIX、 6S(バックライト非点灯)、6S(バックライト点灯)です。
当たり前ですがやはりEPIXが綺麗。
上の写真を拡大しても、具材や餃子の形やタレ皿に浮いているラー油が確認できます。
6Sも235Jよりは解像度が高いからか、思ったより「見れる」画質でした。
でも、6Sは全体的にざらついた感じ。
解像度が半分くらい小さいので、拡大していくと具材や餃子の形が曖昧。
タレ皿はタレの色に塗りつぶされていて浮いている油は判別できません。
今回、選んだ写真が物なので 6Sでもチラ見程度ならアラも目立たないですが、人物とかだと厳しそう。
あと文字盤の表示についてですが、Face Itに限らず、すべての文字盤はボタン操作または画面タッチまたは腕を返したときにだけ表示することも、常時表示することも可能です。
賢いなと思ったのは、腕から外した状態だと常時表示でも消灯する様になっていること。
通常非表示でも、時計を見る動作をすると表示され、反応も遅いとは思いません。
なので、有機ELの焼付きを防ぐため常時表示せずに使うことにしました。
また7Xはケース脇に LEDライトが付いてライト代わりに照らすことができますが、7やEPIXは画面をライト代わり使うことができます。
バックライトのオン/オフボタンを2度押しすると、バックライトが点灯します。
写真は最大照度。3段階調整です。
白色光の他にも赤色も選べます。
有機 LEDの照度なので、ぼんやりと照らす感じ。
明るいとは言えませんが、ちょっと灯りが手元にないようなとき、なんとか使える明るさかな。
本来は夜間アクティビティ実行時に周りに存在を知らせるためのもの。
もしかしたら、FENIX7の方がバックライトがLEDなので明るいかもね。
夜間灯は100均でもバンドタイプLEDが売っており、私は夜走る時はそれを愛用しています。
なので、この機能、使うことはないかな。
もう一つ使わないと思った機能としてミュージックプレイヤーについても試してみました。
音楽データは、amazonやLINEなどのプロバイダからのダウンロードの他、mp3など音楽データが有ればGARMIN EXPRESS経由でダウンロードも可能。
今回はamazon musicでやってみました。
CONNECT IQでEPIXにamazon musicをインストール。
EPIX側がセットアップ始めます。
セットアップが終わるとEPIXの画面にURLとパスコードが表示されるので
指定されたURLにアクセスしてパスコードを入力すると使えるようになります。
Bluetoothイヤホンをペアリングして接続。
すでにスマホ側で登録しておいた曲が再生出来ました。
音質は…イヤホンの性能に依存するだろうから、どうこうというのはないです。
普通に聞けます。
ちなみに今回ペアリングしたイヤホンはパナソニックのRP-BTS10という機種。
前に激坂王出た時、WALKMAN忘れたので、小田原のドンキで見切り処分品だったのを買いました。
あれ以来使ってなかったけど…まさか今回のレビューで役に立つとは(笑)
ペアリングはミュージックプレイヤーにしてイヤホンとのペアリングがまだの場合、ペアリングするか?と画面表示が出るので、スタートボタンを押すとペアリングモードになります。
イヤホン側もペアリングモードにしてEPIXとイヤホン近づけて待てば、ペアリングされます。あとはイヤホン名が画面に表示されたらスタートボタンを押せば接続終了です。
ところで、なぜミュージックプレイヤー機能を使わないのかというと、稼働時間が極端に短くなるから。
マラソンの時は音楽聴きながらが走ることが多いのですが、そんなときはWALKMANを愛用しています。
マラソンの時だけなら本体はなんとか持ちそうですが、イヤホン側もロングバッテリーに対応のものが必要です。
その点、WALKMANはフル充電しておけば、朝出かけて会場へ行ってマラソン走って、帰宅までほぼ聴きっぱなしの環境(大体12〜3時間くらい)でも、電池が切れることはありません。
なのでこれからもWALKMAN使います。
次に地図機能。
EPIXには日本詳細地形図があらかじめダウンロードされています。
あらかじめルートを作成した上でアクティビティを実行すれば、初めての場所でも迷わず行動できるのでは。
とりあえず今回、いつものランニングコースをルートに設定しました。
設定の仕方は、いろいろありますが、私はヤマレコというアプリを使用して設定しています。
ヤマレコ(iPhone)
ヤマレコ(android)
ヤマレコで作ったルートを
GARMIN CONNECTへインポート
GARMIN CONNECTからEPIXへ転送。
設定できました。
この後は設定したルートを走ってみますが、そのレビューは次回ということで。
AMOLEDの屋外での見え方や心拍センサーやGPSの精度など、6Sと比較しながら見てみたいと思います。