BMW218dグランツアラーアプリケーション・ナビゲーション地図を更新の巻①
先日、1年点検に出したBMW218dグランツアラー。
この車には、ナビゲーションとオーディオシステム、車載コンピューターを統合したi-Driveというシステムが搭載されています。
このi-Drve用のアプリや地図データについて更新したので、それらについて書いていきます。
地図は1年前に更新したので、次は来年くらいでいいかなあと思っていたのですが、たまたまBMWのポータルサイトを見ていたら、価格が2022年3月末まで15%OFF‼︎
地図データーはサイト内のBMWSHOPから購入するのですが、どうもそこでシステムトラブルがあったらしい…そのお詫びとしてキャンペーンをやっているようです。
今回、地図データーとアプリサービスであるコネクテッドブースターパッケージを購入しました。
私の車の場合、コネクテッドブースターパッケージの一部の機能(音声認識による目的地検索機能)は新車登録から3年間は標準装備されてますが、以降は機能が使えなくなり、有効にする場合、別途有料で1年ごとに購入する必要があります。
もちろん、音声認識だけではなく、他の機能も使えるようになります。
以前は、音声認識機能を除いたアプリケーションを有効にするためには、コネクテッドドライブプレミアムというパッケージを購入しなければなりませんでした。
これが結構な金額(確か4万くらい)したので躊躇していました。
内容は、通信代(BMWオンライン利用料3年分)、アプリ代(買い切り)、リモートサービス(買い切り)、ドライバーサポートデスク(いわゆるコンシェルジュサービスで利用料3年分)というもの。
アプリとリモートサービスは買い切りになるのですが、これらを使うためには、通信が必要…でその通信代は3年分、ドライバーサポートデスク利用利用料3年分の一括払いで購入しないと使えないという仕様でした。
お試しで価格(例えば初回契約のみ1〜3ヶ月間での短期契約とか。)とか有ればいいのに…とも思ってました。
(ちなみにドライバーサポートデスクについては、現在のプランでは1ヶ月トライアル(130円!安い!)があります。)
いつ変わったのかまでは分かりませんが、現在、コネクト機能とドライバーサポートサービスは、別サービスとなってます。
コネクテッドブースターパッケージは通信代にアプリ/リモートサービス利用料のセット。これが1年間有効。
そして、ドライバーサポートデスクは別途契約が必要でこれも1年間有効。
両方契約すると、コネクテッドドライブプレミアムの時よりは割高になりますが、ドライバーサポートデスクって年間でどれくらい使うのか…。
前に乗っていたプレサージュにも似たようなサービス(日産テレマティックサービス)がありましたが、一回も使ったことがありませんでした。
今の体系では、使わないサービス分まで払う必要がないので、こっちの方が個人的にはありがたい。
(出来れば、旅行の時は使えるようにコネクテッドサービスをトライアルだけではなく1ヶ月とか1週間限定のコース設定とかあるといいのにと思いました。)
ちなみに音声による目的地検索は結構使っていましたが、有効期間が切れてからは、無しで1年ほど運転してました。
まあ無くても住所指定による検索は音声認識で可能でしたから、それで検索できます。
でも、運転中に住所を長々と話すのは…途中で忘れるし…ということで不便に感じてました。
今なら割引もあるし、今まで使えなかったアプリ機能も使えるようになっているし…なら契約してみようかとなりました。
音声認識の目的地検索だけだったらいくら割引価格でも購入見送ってただろうな。
同様に、ナビの地図も来年でもいいかなと思っていたのですが、この機会にと購入しました。
購入するためには、BMWポータルサイトでアカウントの取得のあと、ユーザー情報や車両情報の登録が必要。
以下が、アカウントの設定からBMW SHOPでの購入手順。
1.まずアカウント(BMW ID)の登録。
人のアイコンをタップ。
2.新規の場合は「今すぐ登録」
登録したあと登録確認のメールが配信されるのでメールの指示通りに登録を済ませて、ユーザー情報と車両情報の入力。
3.ユーザー情報、車両情報の登録は、ID同様、人のアイコンをタップ。
すると
車両では車両情報、プロフィール・データではユーザー情報の登録ができます。
それぞれへ必要な情報を登録。
車両情報はVINナンバーを登録しますが、車検証の車両番号を入力。
プロフィール・データーではID登録の際に登録した情報を除いた項目を登録します。
私は以前にアカウントを登録済みだったので住所や担当ディーラー、支払い情報を追加して登録情報の更新をおこないました。
これを行なっておくと、点検もオンライン予約できますし、試乗申込や購入検討の際の見積申込もスムーズにできます。
4.車両情報、ユーザー情報の登録が完了したらBMWSHOPに移動します。
ポータルサイト上部のカートのアイコンをタップ。
CONNECTED DRIVEの今「すぐ情報を入手」をタップすると、登録している車両に対応しているサービスが表示されます。
その中から自分が必要なサービスを選んで、支払いを行えばサービスを購入することが出来ます。
決済されると、その旨メールが配信されます。
また、ポータルサイトのオンラインオーダーの履歴から購入したパッケージの確認が可能です。
購入するとコネクテッドブースターパッケージが使用可能になります。
BMWは車に通信機能が装備されているためで、車側での設定は不要です。
使用期間が切れた後、目的地検索を音声または文字入力しても、「サーバーに繋げない」または、「このサービスは現在提供されていない」などのメッセージが出てましたが、購入後は普通に検索して候補を表示してくれました。
他にも天気やニュース、wikiローカルやオンライン検索等も可能。
ちなみにこれらの機能は、当時は新車であっても別途追加サービスとして加入しなければならなかったので、初めて使います。
天気は現在地の天候が確認できます。
当日だけでなく、翌日以降の予報も。
金曜日を見るとおどろおどろしい天気表示が…雷雨かあ…会社行くのめんどいなあ。
Wikiローカル
地図上のポイントのある箇所が候補として表示されるので、それを選択すると情報が表示されるというもの。
現在地付近情報の確認のほかに、目的地付近、任意の住所付近の情報を検索し、見ることができます。
試しに、新橋付近を検索。
候補が表示されるので、スクロールして港区の情報を選択してみました。
Wikipediaの内容と同じものが表示されているみたいですね。
オンライン検索は、キーワードを入力して検索すると、そのキーワードに関連する場所を検索できるというもの。
試しに東京マラソンで検索してみました。
検索結果
東京マラソン財団は、ともかくとしてスタート地点の位置まで検索できるとは…ちょっと驚きw
ニュース機能
国内外や政治、スポーツ等、いろんなジャンルのニュースが表示され、選択することで詳細を確認できます。
またニュースのジャンルを絞ってから記事を選んで見ることもできます。
他にも雨雲レーダーがあり、地域の雨雲の様子や気温を調べることができます。
これらはスマホでも足りる…というかスマホの方がより詳細な情報の確認が出来るでしょうが、走行中スマホを見るのは厳禁!
これらの機能は一部を除けば、音声読み上げもしてくれます。
つまり、画面を見なくても情報を確認することができるということ。
Wikiローカルは旅行先で、ニュースは普段から使うかも。
その他の機能としては、スマホからリモート操作も可能です。
My BMWというアプリを使います。
iPhone
Android
アプリでは、現在の車両状態や
スマホによる遠隔操作で、リモコンキーでは届かない距離からドアロックのロック/アンロックやライト点灯、ホーン、換気などができます。
(ただし、車へ操作が反映されるのは、それなりに時間がかかります。)
また、自車位置の確認も可能。
例えば、駐車場に停めた後、ある程度離れてから、あれ?鍵締めたっけ?となってもアプリから車両状態の確認をして、締め忘れた状態になっていたらスマホから遠隔操作でロックが可能。
また、広い駐車場でどこに停めたか忘れた場合も、スマホで自車位置の確認ができる上、ホーンやライト点灯させて車の位置を特定しやすくできます。
換気は夏場など、車に戻る少し前に作動させておくと熱気を逃して、エアコンの効きを良くしたい時に使えるかな。
と、言うわけで、コネクテッドブースターパッケージの導入により、音声認識での検索が可能となっただけではなく、簡単なリモート操作も可能になりました。
さて、次はナビ更新ですが、書き始めは一つにまとめたネタにしようと思ってましたが、ここで区切ります。
次はナビゲーション地図更新編です。
これも長くなりそうなので、地図データのダウンロード編と車へのインストール編に分けると思います。
では次回!