挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはサブ5、サブ4の夢を見れるか?

新橋に勤務するサラリーマンです。 2016年3月に体重が80kg近くになったのを機にランニングを始め、11月初のフルマラソンであるさいたま国際マラソン挑むも実力不足でDNF。年度内での完走を目指ざし2017年3月サンスポ古河はなももマラソンでなんとか無事完走出来ました! そこでブログタイトルも新たに、次なる目標であるサブ5、そしてその先のサブ4へ向けて日々奮闘の記録(の予定)です。(旧タイトル:挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはフルマラソン完走の夢を見れるか?)

【Tour de Marathon Final stage】湘南国際マラソンなんとか完走できた件について【TAKE ACTION, BE BETTER】

湘南国際マラソン完走しました。

ただし速報の通り、結果は散々でした。

コースは海岸沿いの超ロングスライドコース。

大きなアップダウンも殆ど無いので、PB更新を目指してました。(3時間50分から45分くらいを予想タイムとしていた。)
しかしサブ4どころか、結果は5時間33分。
前半だけのペースで見れば目標はともかく、サブ4は達成可能でした。

原因は、13km超えたあたりから、膝のテーピングが解けたため。
過去にも腸脛靭帯炎を発症することがあったので
どちらかというと左膝の方が弱いため、右膝は大丈夫だろうと解けまくっていたテーピングを剥がしたのですが、これが良くなかった。

ハーフ過ぎてから右膝外側に刺すような痛みが…腸脛靭帯炎を発症。
ラソン中に腸脛靭帯炎発症するのは、マラソンに初挑戦した1996年の第2回さいたま国際マラソン以来。

そこからは、走っては歩くの繰り返し。
途中、26km地点付近の救護所でテーピングを貰って両膝を貼り直しましたが、時すでに遅し。
炎症を起こした膝の痛みがおさまる事はなく、そのまま痛みを抱えたまま残りの距離を走る…というか歩く羽目になりました。

ただ過去リタイアしたさいたまと違うのは、前半の貯金が活かせたこと。
26km地点でのタイムは2時間半くらい。
仮にこの後、全て歩いたとして1km12分で計算すると16kmは3時間12分ほどかかります。

つまり、計算上2時間半+3時間12分で5時間40分前後でフィニッシュ可能。
制限時間は6時間半なので、完走は可能。

Tour de Marathonシリーズを6戦完走をするため、リタイアは論外。

と、いう事で、ここからはほぼ歩きでこなして、なんとかフィニッシュ。

復路に湘南大橋を渡ると平塚市に入るのですが、ここまできたときになんとか戻ってこれた。
これなら完走できると思いました。

もっともそこから西湘バイパスに入り、大磯プリンス横を通過して、二宮ICで折り返すまでが最も長く感じたけど。

フィニッシュゲートが見えているのに、そこを通り過ぎるという…なんとも言えない気持ちw

それでも、折り返して40km地点通過!

5時間19分。残り2.195kmなので歩いても5時45分から55分くらいでフィニッシュできそう。ある程度余裕を持って完走できると確信できました。

最後に大磯西ICを降りてフィニッシュ地点のプリンスホテル駐車場へ。

結果は5:33′25″(ネットタイム)
グロスは5:36′:26″。
この大会はネットタイムが公式記録です。

10km毎での計測タイム

見てのとおり20km以降は、大幅にタイムが悪化。

今年の大会で、一番疲れて辛かった大会となりました。

さて、この大会の良いところ悪いところ。

良いところ
この大会、世界一エコな大会とするため、紙コップでの飲み物の提供がありません。参加者はマイボトル持参が必須で、マイカップ持参推奨。
コース上の給水所にはジャグが設置され自身で飲み物を、ボトルまたはカップに入れます。

その代わり、飲み物の用意が豊富で水やスポーツドリンクのほかに、カルピス、麦茶が用意されていたので、残りの道中はそれを飲みつつ、フィニッシュ目指しました。
給水でカルピスは珍しい。
オリジナルだけでなく巨峰や白桃味もありました。
私はオリジナルと白桃を飲みましたが、美味しかった。

それとロケーション。
海岸沿いのコースで海を眺めながら走れるのが楽しかった。
途中防砂林で海が見えない区間はあったけど、全体的に眺めは悪く無い。

湘南大橋や烏帽子岩、辻堂のおしゃれな街並みと江ノ島…。
江ノ島で折り返すと富士山も見えました。(残念ながら写真はなし)

朝は寒かったけど、日中は暖かくマラソン日和だったのも良かったです。



悪いところ
カップレスとした事で、給水所付近がカップゴミが散乱はなくなりましたが、代わりに道中、携帯コップやハイドレーションボトルの落とし物が目立ちました。

無くした人、給水どうするんだろ…と思いました。
おそらく予備のカップとか用意しているのかもしれないけど…もしそんなもの用意してない!なんて言われたら地獄です。(実際、そういった場合の救済措置があるのかは不明。)
悪い点というほどでは無いけど、そういうアナウンスがないのは、ちょっと不安かな。聞いたら救済措置あるのかもしれないけど。

それと、私は前半はサブ4ペース、膝を痛めてからは制限時間完走ペースだったので、両方の体験ができましたが、30km前後から以降では、水が空になっている給水所が結構見られました。
スポーツドリンクやカルピスなどはともかく水が無いのは…。
給水所のスタッフの方も、申し訳ない来年の課題とすると言っていましたが是非、そうして欲しいなと思いました。

会場までの動線が細長過ぎること。
二宮、大磯両駅からのシャトルバスは、大磯プリンスホテル前に到着後、二宮方面から回り込むように会場の大磯ロングビーチ側に周りこむように移動するのですが、その道が悪い上、狭いため、人が増えると長蛇の列となります。
行きについては、私は、かなり早い時間に行ったので、長蛇の列に巻き込まれることはなかったのですが、帰りに二宮駅行きのバスに乗ろうと向かったら会場まで長蛇の列。
大磯と二宮では二宮行きの方が空いていて帰りやすいと聞いていたので、来たのに…結局、反対側の大磯港行きのバス乗り場へ。
タダでさえ脚が痛いのに倍歩くことになってしまったので辛かった。

あとはフィニッシュ後の受け取り物がショボい…。
フィニッシュ後は、完走メダルを受け取り、計測タグを返却するのですが、それだけ。
フィニッシャーズタオルも飲み物の配布も無し。
タオルはともかく、飲み物くらいは用意して欲しかった。
アクアクララが協賛しているなら、そういうコーナーをフィニッシュ後の動線に配していても良かったのでは?

協賛企業のブースがあったので、そっちにはあったのかもしれないけど、行かなかったのでわかりません。

他の大会はフィニッシュすると普通に水やスポーツドリンクの配布があるのに、この大会では、それがなかったので驚きました。
ランニングザックのフラスコに水が残っていたのと、預けた荷物に入れていたペットボトルのお茶で水分補給できたから良かったけど、フィニッシュエリアにも給水は欲しい。
この大会なら水はマイカップに注げばいいし。
無くした人には、紙コップを渡すなどすれば良い。それなら最低限のゴミの発生で済みそう。
それができないならせめて最後の給水で、フィニッシュエリアには水が無いことをアナウンスしてそこで、給水するようにした方がよい。

この大会は海沿いをのんびり走りながら、レパートリー豊富な飲み物を楽しみ、給食を堪能するのが良い大会だと思いました。

平坦で記録が出やすいコースだと思いますが、ガチ勢にとっては給水の取り方がネックになります。
エイドには水や各種ドリンクのジャグがありますが、給水するためには立ち止まってカップやボトルに給水する必要があります。

このため、エイドでの給水はアテにしないで、ハイドレーションシステムを装備して自前で補給するしかないです。
ただし、この方法は、デッドウェイトが増えます。

実際、今回の大会上位入賞者はトレラン経験者が多いようです。
ラソンランナーよりは、急峻な山道などで加減速を多く強いられるトレイルランナーの方が合っている大会なのかもしれません。




来年?
記録が散々な結果だったのでリベンジしたいけど…遠いし…。
でも、もし出るなら今度は初めから記録は狙わないで4時間前後くらいで楽しく走って、完走した後は屋台でビールとつまみで一杯やって帰りたい大会ですね。(今回は疲れ過ぎて、そんな気も起こらなかった。)

と、いうことで、最後は締まらないことになったけど、東京レガシーハーフマラソンから始まった「Tour de Marathon」シリーズ全6戦、終了。

当初の目標であったすべての大会の完走を果たす事が出来ました。

隔週ないし毎週、色々な大会に出て良い経験もしたし、今回、最後の最後に故障も起こして、再び課題もできました。
弱い部位なので、また対策を考えないと…でもそれがハマれば楽しい。

来年も京都と大阪が2連戦となるので、それまでに対策をして、万全にしたいと思います!

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