挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはサブ5、サブ4の夢を見れるか?

新橋に勤務するサラリーマンです。 2016年3月に体重が80kg近くになったのを機にランニングを始め、11月初のフルマラソンであるさいたま国際マラソン挑むも実力不足でDNF。年度内での完走を目指ざし2017年3月サンスポ古河はなももマラソンでなんとか無事完走出来ました! そこでブログタイトルも新たに、次なる目標であるサブ5、そしてその先のサブ4へ向けて日々奮闘の記録(の予定)です。(旧タイトル:挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはフルマラソン完走の夢を見れるか?)

【車検前準備】愛車のバッテリーを交換するの巻その③【ECU登録編】

(この記事はECU(車載コンピュータ)にアクセスする作業についての防備録です。作業的に想定外のトラブルが発生する場合があります。このため、私と同型のクルマに乗っていて、この記事を参考にして作業される方がいても、自己責任でお願いします。)


前回、バッテリー交換のため
その①機材調達編
その②バッテリー交換編
でした。

交換後は、さすが新品のバッテリー。
ボタン一発でエンジン始動!
交換前のすこし頼りなくスターターを回しながら始動するのとは違います。

スムーズなフィーリングで、作業自体は面倒だったけど、やってみてよかったなぁと
思いました。

バッテリー交換したら今度は、診断機によるECU(車載コンピュータ)へのバッテリー交換履歴の登録を行います。
今回はそのお話。

なぜ、こんな事をやる必要があるのかというと、ECUはクルマについてる部品から取れる様々なデータを元にパワーマネジメントを行っています。
交換の履歴を更新しないと、「バッテリーを交換してない」と車側は認識しているので、ECUのパワーマネジメントなどにも影響があるとのこと。
(他のブログなどでは、バッテリー交換の後、そんなことせんでも普通に使えますという話もありましたが。)

どっちにしても「交換したのに交換されてない」状態と判断されてしまっているままというのも気持ち悪いもの。

そこで、車のECUに接続して診断機からバッテリー交換を登録して「バッテリーを交換したよん」と知らせてやります。

診断機なんてプロが使うものなので、BMWの場合、マニュアルにはバッテリー交換も「お近くのサービスディーラーで交換してください。」なんて書いてあります。
しかし、今はスマホがあれば大抵、なんとかなっちゃう時代。
ECU診断機もそう。

本来なら少なくともウン十万していた診断システムも、今やお手軽に入手出来ちゃいます。
今回調達したものは5,000円もしませんでした。(Amazonタイムセールで4,650円)
BimmerCode 公式スキャナーVeepeak OBDCheck BLE+

届いたOBDスキャナー

スマホにインストールするアプリは買わないといけませんが、それでも合わせて1万ちょい。
さすがにプロのメカニックは、こんなの使わないと思いますが、われわれ素人がDIYでちょこっと使うのならこれで十分。

アプリは「BIMMERLINK」を使うことにしました。BMW専用アプリで、2008年以降のBMWおよびBMWファミリーである現行MINI、そして中身はほぼBMWであるトヨタのGRスープラで使えるとのこと。
もちろん今回購入したスキャナー対応アプリです。

アプリは、iPhoneならAppstore、AndroidならGoogleplayストアにあります。
私はiphone使っているのでAppstoreから・・・

ちなみに、このアプリ課金しないとインストールすらできません。
「使ってみてのお楽しみ」というのは不安ではありますが、他のブログなどネットでのレビューが多いアプリなので、ここは迷わず課金!
サブスクではなく買取なので、一回払えば、Androidに変えなければ継続して使えます。

インストールしたアプリを立ち上げてメニュー画面から設定(歯車アイコン)をタップ

アダプタをタップ

デフォルトでは違うスキャナーが選択されているので、手持ちのスキャナーを一覧から選択します。
私の場合は「Veepeak OBDcheck BLE/BLE+」にチェックして「設定」で前の画面に戻ります。

「自動接続」を有効にして「完了」をタップ。

スマホ側の設定は終了。
一旦アプリは終了させて次にクルマにOBDスキャナーを取り付けます。

今回、バッテリー、バッテリーテスターよりもOBDスキャナーの方が先に届いたので、まずは交換前のバッテリーの状態をECUから読み取ってみます。

OBDポート。
F46の場合、運転席側のこの位置にあります。ボンネットオープナーの上ね。

蓋が硬いのでツメが折れないか心配…私は素手で外しましたが、不安な方は車の内装はがしヘラなどの工具でやった方がいいかもね。

ここにOBDスキャナーを取り付け。

次にスマホアプリとOBDスキャナーとの接続。

スムーズに接続するため、あらかじめやっておくことは、
スマホ側の準備として、スマホとOBDスキャナーとのペアリングの前にスマホ側のWi-Fiを切っておくこと。
それと、今回使うOBDスキャナーはBluetooth接続ですが、スマホBluetooth設定からペアリングしないこと。
BIMMERLINKアプリですでに設定済みなので不要です。
アプリ立ち上げれば勝手に接続しますので。

それと、車両側でも車両とスマホBluetooth接続しているなら、その接続も切っておきます。
車両とスマホの接続を解除するには、iDriveのコントローラーでCOMボタン>iDriveのコントローラーもしくは画面へのタッチ操作で携帯接続機器管理>登録されている携帯機器名>機器の接続解除を実行します。
また、エアコンや車内灯など電源が切れるものは切っておきます。

イグニッションオン(エンジンは始動させない)して、アプリを立ち上げるとスキャナーとの接続を開始します。

接続に成功するとメニュー画面が表示されます。

メニューにはいくつか項目がありますが、バッテリー状態について「バッテリー」と「センサー値」で見てみました。
なお、BIMMERLINKは診断アプリなので車のエラー記録や、DPFの状態もチェックできます。DPFの項目ではDPFの強制再生(DPFを加熱して溜まっているススを焼き切る)こともできます。

まず「バッテリー」メニュー
実は交換前にもBIMMERLINKでバッテリーの診断してみてます。
バッテリー残量57%。

マイレージラストバッテリー交換」の値は無表記「ー」。
つまり、バッテリーの交換履歴はないということ。

次に「センサー値」メニューからもバッテリーに関係する項目を表示してみました。
センサー値はデフォルトでは何の設定もされてませんので、「編集」で確認したい項目を選択していきます。
編集で選んだ項目は
IBS(インテリジェントバッテリーセンサー)によって測定されたバッテリー電圧(V)
IBS(インテリジェントバッテリーセンサー)によって測定されたバッテリー電流(A)
・バッテリー温度(℃)
・バッテリー電圧(mV)
選択後、センサー値の画面に戻ると計測開始します。

こちらの方がわかりやすいかな。
テスターで計測した時よりも電圧が低下しています。
電圧11.8vかあ…だいぶへたってます。
12Vバッテリーの場合12.5〜12.8V(エンジン始動時13.5〜14.5V)
が正常値と言われているので、11.8はかなり低い数値。

交換後。
交換編のとおり、調達編から日が経っていたので充電容量が減っていますが、電圧はほぼ正常値。

とりあえず登録しちゃいます。
「新しいバッテリーを登録する」をタップ。

もう一度聞いてくるので「新しいバッテリーを登録する」をタップ。

登録完了!

マイレージラストバッテリー交換」に交換した時の距離が登録されました。

充電した後のデータ。

その後、出かける用事があったので、少し走ったらほぼ満充電。


これでバッテリー交換について、全ての作業が終了しました。


ちなみにOBDスキャナーでは、他にも別にアプリが必要ですがクルマの様々な設定もできます。
これを「コーディング」と言うのですが、BMWに限らず、2008年以降のほとんどのメーカーのクルマはECUから設定ができるようになっているようです。(その中でもBMWは特にコーディングできる項目が多い。)

どんなことが変更できるのか。
例えば、ウィンカーの点滅回数の設定、デイライトのON/OFF、ドアロックのロック設定やパワーハッチのON/OFF、ナビのオープニング画面の変更とか…また、また本国や海外仕様車では標準装備の機能が、日本仕様では何らかの理由で殺されている場合もあり、コーディングすることで、その機能を使えるようになる場合も。(別途部品の交換や装着が必要な場合もありますが)
ほぼECUで制御している機能はいじる事ができるとみていいでしょう。
セッティング次第ではより使い勝手良いクルマに仕上げることも可能。

ただし、設定の仕方を誤ると最悪、クルマが沈黙してしまうこともあるという諸刃の剣。

コーディングするのはちょっと怖いので自分ではやりませんが、そのうち手を出すかもね。

何はともあれタイヤ、バッテリーも無事交換完了!
次は、いよいよ車検です。
前回の車検では後輪のブレーキパッドだけを変えたので、あれから2年経ちそろそろ前輪のパッドがヤバいはず。

あまりお金かけないで車検受けたい…。




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