挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはサブ5、サブ4の夢を見れるか?

新橋に勤務するサラリーマンです。 2016年3月に体重が80kg近くになったのを機にランニングを始め、11月初のフルマラソンであるさいたま国際マラソン挑むも実力不足でDNF。年度内での完走を目指ざし2017年3月サンスポ古河はなももマラソンでなんとか無事完走出来ました! そこでブログタイトルも新たに、次なる目標であるサブ5、そしてその先のサブ4へ向けて日々奮闘の記録(の予定)です。(旧タイトル:挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはフルマラソン完走の夢を見れるか?)

【更なる「高み」を目指して】非真円チェーンリングへ交換しました!(装着編)【ヒルクライム】

愛車DEROSA IDOL。
自己満足(かなり大事)と軽量化のため、フレームに付属していたパーツと最初に自転車買った時に付けたペダル、ボトルケージを除き全て交換しました。

交換時した際にオーソドックスなコンパクトリングのクランクではなく、シクロクロス向けのさらに小さいチェーンリング改46-34Tとスプロケを11-32tの組み合わせで貧脚ヒルクライム仕様にしています。
現在の仕様でも、13%勾配の坂がとりあえず登れる事が、先日の野沢温泉ヒルクライムでわかりました。

でも、もう少し楽に登れるようにしたい。
ましてや次のヒルクライムは武尊牧場。
40%の坂が待ち構えています。
未知の傾斜なので、足付き無しで上れるか自信は全くありませんが出来ることはしておきたい。
その前にエンジン(自分)を鍛えた方が良いこともわかってはいますが、練習する時間もありません。だいたい大会もうすぐだしw

なので、できる事をやります。そんで機材に頼れるならそれに越したことはない。

また、乗るだけでなく、自分が考えたセッティングで試行錯誤しながら組んでいくのが楽しいというのもあります。
さっそく週末、改造に着手。
登りでいかに楽に登れるかは、軽量化も必要ですが、それ以上にギヤ周りをどうするか。

現在のスプロケは11-32T。
これを「乙女ギヤ」と言われる11-34Tに交換を当初考えていました。
しかし、現在、シマノのパーツはコロナ禍の影響で全般的に品薄なので入手が厳しい。注文しても、入荷は年明けとか…。間に合わないしw

スプロケを交換しないという選択をした場合、クランク側、チェーンリングの交換という事になります。
しかし、シマノ純正では34Tより小さいチェーンリングはロード11速では設定がありません。
そこで、サードパーティのパーツ。
スギノのサイクロイドCY-4 SHCというので32Tがありました。
このサイクロイドギヤ、CY-4とCY-5のがありCY-4はシマノ4アーム用。CY-5はスギノのコンパクトクランク用。SHCはSuper Hill Climbの略。
ヒルクライム用のスペシャルパーツということらしい。

これなら現在装着とのギヤ比がインナーローで丁度1になり軽く回せそうです。
ちなみにこのチェーンリング、普通のとは違い、形が楕円形のものになります。
楕円形チェーンリング、ヒルクライムでは装着している人を時々見かけます。
ペダリングを楽にする効果があるとのこと。
力を入れる位置ではかけやすく、力をかけない位置ではギアが軽く感じられるように最適化されているらしい。
このためペダリングが効率的になり疲れが溜まりにくいというメリットがあるとのこと。
デメリットとしては、ペダリングに慣れが必要らしいことと、フロントディレイラーのセッティングがシビアになるようです。
ただ、装着については、サイクロイドYouTubeでのセッティング動画を見る限り、そこまで難しくは無さそう。
価格も他の楕円リングよりは安かったため、ものは試しと、使ってみることにしました。

amazonに在庫があったので、早速発注。f:id:acchan1969:20211018083949j:plain
左の赤いやつがサイクロイドギヤ。
右のはデュラエースの50Tのアウターリングです。
今付いているのが46Tのため、スギノ推奨の50Tに交換。
アルテグラでよかったのですが、生憎デュラしか在庫が無く、これも在庫が少なかったので同時に購入しました。
デュラの方が軽いので軽量化には寄与するはず。
46Tでも付くかもしれませんが、もし付かなくてあらためて50Tを注文したとして在庫がなくなってたら作業が止まってしまいます。
ここはチャレンジせず、スギノ様の言う通りにいたしましたw

なお、50T-32Tだとフロントディレイラーのトータルキャパシティを超えてしまいますが、スギノの説明では問題ないとのこと。


インストール作業へ。
チェーンを外してクランクセットを抜きます。
クランクセットをクリーニング後、アウター50Tとインナーリングサイクロイドに交換。

そうそう、今までは小さいリングを使っていたので、フロントディレイラーを下げるアダプターも撤去。

代わりにお守りがわりのチェーンキャッチャーを装着しました。

そのあとチェーンを装着…しようとしましたが流石に46Tから50Tだとコマが足りなくてキツイみたい…こんな時のために予備のチェーンをストックしておいて良かった…。
チェーンを張り直して…完成!
f:id:acchan1969:20211025014543j:plain
アルテグラのクランクにデュラエースのアウターなので、意匠部の山がズレていますが、ちゃんとセット出来ています。これはこれでなんかカッコいいかもw
そして、ダークなパーツの奥に見え隠れする赤いアルマイト処理のインナーチェーンリング。
アウター、インナーともにカスタムバイク感が出ていい感じです。

写真でもわかる通り、クランクアームとその延長線方向は半径が大きい歯車で、クランクアーム根元から垂直方向にある歯車は半径が小さい。
クランクアームが地面と並行になる前後は回転半径が大きい=歯数が多いためトルクがかけやすい。逆にアームが地面と垂直になる前後はギヤ半径が小さいため引き足のとき楽に抜くことができる。
端的に言えば、上死点過ぎから踏み込むことに集中しておけば、下死点前後引き足は意識しなくても勝手に抜けていくので、無駄に回さなくてすむらしい。

実際どうなのか。そんなに変わるのか。

組んだので、とりあえず近所で試走。
近くの急な(と言ってもせいぜい5%程度で距離も50mないくらいの)坂を登りましたが、34Tに比べると32Tはギヤ比が小さい分、明らかにペダリングが軽くなります。
実際のところ軽く感じるのが楕円のせいなのか、ギヤリングの歯数のせいなのかは、わかりませんでした。
また、楕円特有の癖みたいなのがあるのかなと思いましたが、それも感じない。
今までよりさらに単に楽に回せるようになっただけ。
「だけ」ってことはないか…楽にはなっているから目的は達していますし。

まあ、坂自体が短いから、この程度ではわからないのか、それとも相性が良いのか。

もっと急なところなら、もっと良し悪しがわかるかも…と、言うことはぶっつけ本番になりますね…。

さてどうなるか…次回武尊牧場ヒルクライム&サイクロイド実走編!

君は登り切ることができるか!?



にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

ブログランキング・にほんブログ村へ


PVアクセスランキング にほんブログ村