挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはサブ5、サブ4の夢を見れるか?

新橋に勤務するサラリーマンです。 2016年3月に体重が80kg近くになったのを機にランニングを始め、11月初のフルマラソンであるさいたま国際マラソン挑むも実力不足でDNF。年度内での完走を目指ざし2017年3月サンスポ古河はなももマラソンでなんとか無事完走出来ました! そこでブログタイトルも新たに、次なる目標であるサブ5、そしてその先のサブ4へ向けて日々奮闘の記録(の予定)です。(旧タイトル:挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはフルマラソン完走の夢を見れるか?)

スワン号プチレストアの巻

先日入手したリトルカブ、通称「スワン号」。

晴れて「カブ主」になったのでw少しだけ手を入れることにしました。

前回のエントリーの通り、スワン号は19年落ちの車体です。
その割には走行距離は短めだし、タイヤ、エアクリ等消耗品は交換済み、機関は絶好調!ですが、外装は年式なりにヤレています。
シートは前のオーナーが張り替えてくれてたので問題なしですが、フレームやカバー類は経年による劣化がそれなりにあります。
フレームはところどころ錆が見られますし、カバーは劣化やひび割れも一部あります。

錆はあまりひどくないのでとりあえず置いといて、カバー類の劣化や割れをなんとかしたい。
そこで、今回はレッグシールドのヒビと正面のカバー類の劣化について補修します。

まずはレッグシールドの割れ。
右側の上部にヒビ割れがあります。
カブのカバー類は、ポリプロピレン製。
このプラスチックは熱可塑性樹脂。
熱可塑性というのは、熱をかけると柔らかくなる樹脂のこと。
つまり、温めてやれば溶かしてくっつけることも可能。
多くの方は半田ごてやバーナーで炙り補修する方が多いみたい。

半田ごてはありますが、失敗した時のリスクが大きそうなのでやりませんでした。

交換も考えましたが、スワン号の色のガワはメーカーにも在庫無いようなので、現在のパーツを補修して対応することに。

今回は接着剤で補修することにしました。
ヒビが入ってるのは5cm程度でパーツが分離しているような状態ではないことと、傷部分の欠損はほぼないため傷を接着するだけで十分貼り合わせできそうだと判断。
ダメならその時は溶着してみようかと。
接着に使ったのはコレ。

プライマーと接着剤のセット。

使い方も簡単で、脱脂して傷の面(接着したい面)にプライマーを塗ってから、そこに接着剤を塗るだけ。
貼り合わせ面だけでなく、貼り合わせたヒビの線に沿って傷を埋めるようにも塗り込みました。
気温にもよりますが、今の時期では日中(気温25℃)で30分もすれば固まりました。

もっともレッグシールドは風圧を受けるところなので、その日は乗るのひかえましたけど。

それから施工して数日経ちますが、少し歪めたくらいでは全然平気。
さすがに傷に沿って両手で引きちぎるようにしたらまた剥がれるかもしれませんが、普通に乗る分には全く問題なし。
もう少し綺麗に仕上げるなら、上にパテ盛りしてサンディングのうえ塗装すれば完璧だと思いますが、今回はここまで。それはまた気が向いたらやります。

次はフロントカバー。
ヘッドランプの下のエンブレムが付いているカバーとその下のフェンダーの間に入るカバーを補修します。

ご覧のとおり、細かくヒビがたくさん入っていて、樹脂も相当劣化。
触ると表面がボロボロと剥がれます。
幸いだったのは、表面のヒビを除けばワレやツメ欠けなどは無かったこと。

ボロボロが無くなる程度に磨いたあと、カスが取れたあとの表面の凸凹をパテ埋めしたうえ塗装します。

まずカス取り。
スチールウールで粗粗に削ったあと、粗めのペーパー(#180くらい)で磨きボロボロを除去。
サンディング後の状態
表面をよく見るとボロボロが取れて凸凹があります。

その後はボロボロが取れた凹凸を埋めるためパテを盛ります。
カバー材質がポリプロピレンのため、そのままパテを塗っても付かないので足付け用にプライマーを塗布。
プライマーとパテは車のバンパー用のものを使いました。
ソフト99のコレと

コレ

プライマーは塗りすぎると密着が落ちるらしいので、さっと塗って乾燥を待ちます。

パテは主剤と硬化剤を混ぜて使うやつ。
チューブから同量出して混ぜたら素早く塗り込む。
混ぜると硬化するのが速いので、少しずつ取っては混ぜて塗るの繰り返しがいいです。

硬化を待ってからサンディングして面出し。

それでも浅い凸凹は、パテが皮の様にめくれてしまうこともあるので、再度プライマーを塗布して、今度は光硬化のパテを塗り込みました。
これもソフト99

室内で施工すれば硬化しにくいので、最初からこれ使えばよかったなあと思いましたが、いかんせん量が少ないため、タッチアップ的に使いました。
実際車用途でもその様な使い方をするみたいです。
再び#180でサンディングして平滑になってきたら#240→#340→#400→#600→#800と磨き込んでいきます。

その後は塗装です。
ふたたびプライマーを塗った後、サーフェイサーを吹きます。
サーフェイサーと塗料はバイク用品のデイトナ製。

シェスタホワイトのペイントの場合は下地となるサーフェイサーはシルバーを使います。

サーフェイサーを吹きます。

ちょっと吹きすぎたw

タレが出たので、サンディングしてリカバリー。
サンディングしたところに再びプライマーを塗ってサーフェイサー
写真はないけど今度は上手く塗れました!

上手く塗れたら本塗りです。
カラースプレーを吹く。
サーフェイサーで懲りたので、少しずつ吹きながら、しばらく置いてまた吹く。
そんなのを繰り返して、完成!

表面のヒビ割れは、上手く隠せました。
細かいところを言えば消し切れなかったサンディングの跡や埋め忘れた凸凹、逆にパテの盛り上がりを直し忘れたところがあります。
また、スプレーだと梨肌になりがちなので、本来なら上手く本塗りしたら塗膜をさらに磨いてクリア吹いて磨きますがそれは無し。
今回の目的はカバー表面の劣化を食い止めること。

離れて見れば気にならないw
今回はコレでヨシ!

カブといえども、それなりに大きい部品を吹くとなると屋外での施工になります。
まだ時期の割には暖かいとは言え、朝夕は冷えるし、こればかりにかかりきりになるわけにもいかないので、もっと綺麗に仕上げるとしたら春先から夏場かなあ。

どうせ前にもカゴ着けるしw
そうするともっと目立たない。

最後にエンブレムを付けて終了。
本来、エンブレムはスピードナット+両面テープで取り付けられてます。
両面テープの方は19年の歳月で劣化しまくってて粘着力は失われており、簡単に剥がせました。

スピードナットの方は綺麗に取ろうとしてたのですが、ナットがかかる軸が折れてしまいました!マイガー!

焦りましたが、考えてみれば再施工する際、スピードナット再利用したらまた外すの大変。
よく見ると軸が中空なのでタップネジで止めることができそう。
ホームセンターだといいサイズのが見つからなかったのでAmazonでこいつを調達。

折れたところをヤスリで整えて
両面テープがあったところは剥がしてラバー貼りました(カバーとの接触時のビビり防止)

あとは、ネジを締めて

完成!

見ての通り、表層のヒビは隠すことはできて、エンブレムもしっかり付いてます。

次なる改修は、前カゴの装着。
後ろにカブ純正BOX装着しているので積載量は十分ですが、ちょっとした荷物なら鍵で開け閉めせずに取り出したいので、前カゴは付けたい。

前カゴ+インナーバスケットとついでにUSB電源も取りたい!

それはまた次回に。

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