BMW218dグランツアラーアプリケーション・ナビゲーション地図を更新の巻③
218dグランツアラー地図データ最終章です。
前回、PCで地図データを6時間半かけてダウンロードしました。
今回はダウンロードしたデータを車へ転送する作業についてです。
今までの記事はこちら
①更新アプリ・データ購入編(BMW ID取得〜購入)
②地図データ導入編(ダウンロード〜USBメモリへ転送)
とは言っても、車側の作業は簡単。
USBメモリを指して、イグニッションをONの状態にして、データを転送するだけです。
1.データの転送はコンソールにあるUSBポートから行います。
ここにUSBメモリを挿します。
2.エンジンをかけて、しばらく待つとナビが反応して、地図データをインストールするか聞いてきます。
OKを選択。
3.インストールが開始されます。
更新準備画面(BMW本社「 BMW4シリンダー」ビル)が表示されたあと、しばらくすると
データ転送の進捗画面が表示されます。
ナビの操作の一部が使えなくなるだけで、データ転送中に車の運転するのは差し支えないようです。(私は運転しませんでしたが。)
更新に要した時間は1時間ほどかかりました。
私はエンジン動かしながら更新しました。通電のみの状態で更新もできます。その場合、車の仕様で途中で通電停止なる場合がありますが、更新は途中から再開できます。
ちなみに、私も最初、地図データ入れていながら、画面をナビ以外のモードにして色々と見ていたあと、ナビ画面に戻したら地図が入っていたので、完了したと思って、一旦終了させてしまいました。(ここまで10分くらい。)
そして再度、車を始動させてナビ画面を見たら、地図データの一部しか入ってないようで、建物などの詳細地図が表示されなかったので、USBメモリをを挿してインストール作業を再開しました。上述の所要時間の1時間というのは、最初の10分と再開後の所要時間の合計です。
なので、普通にインストール続けていたら1時間もかからなかったかも。
このため今度は、進捗のグラフを示す画面のままにして、更新しました。
もうすぐ完了。
4.完了するとこのようなメッセージが出ますので、OKで終了します。
そのあとUSBメモリを抜きます。
これが出ないと完了していないということ。先述のとおり、1回目はこの画面が出ていないまま、終わらせてしまいました。この画面が出るまでは、通電切るとか、USBメモリ抜かないように。
更新したあと、バージョンの確認。
2021-1から2022-1に更新されています。
無事、更新完了!
ちなみに今回の2022-1の地図データは2021年4月時点での、高速道路・有料道路と市町村合併情報が更新されているとのこと。
この更新情報は、ディーラーメニューでのナビマップ更新サービスでの地図データの更新情報ですが、今回の地図データも内容は同じものだと思います。
地図データの更新は、USBメモリに展開するまでが時間かかりますが、作業自体は簡単で、コストも圧倒的に安いので、自分で行う作業としておすすめ。
国産車でもナビマップのデータは、2〜3万ほどかかります。
BMWだとセルフなら6,900円で、期間中2回更新できれば、3,450円/回ということになりますから、かなりお買い得だと思います。
BMWに限らず、最近の輸入車はなかなかコンピュータのリセット作業などが必要になることが多いため、自分でメンテナンスがやりづらくなっています。
そんな中で地図更新は、ユーザーでも行いやすい数少ない作業の一つです。
洗車などもそうですが、自分で車に手間暇かけるのは、愛着が湧いてきます。
より大事に使い続けたいと思うようになると思うので、ぜひ挑戦してみてください!