【車検前準備】愛車のバッテリーを交換するの巻 その②【交換作業編】
前回、バッテリー交換に向けて、バッテリーの確認と、交換機材の調達したことを紹介しました。
今回はバッテリー交換作業について紹介。
交換には上の写真の赤く墨塗りした部位の部品を取り外す必要があります。
各パーツを外す手順について
1.ウェザーストリップとカバー
ここはハマってるだけなので工具無しで外せます。
そうすると赤丸のあたりに8mmのナットでとまっている箇所が見えてくるのでラチェットレンチを使って外していきます。
赤キャップのプラス端子の部分も外します。ここは10mm。
これでエンジンルーム奥のカバーが外れました。
2.エアクリーナーボックスとインテークパイプ
エアクリーナーボックスとインテークパイプは10mmの2カ所と13mm1カ所でとまってます。
これを外したうえ、カプラーとハーネスのチューブパイプをエアクリーナーボックスから外しエアクリーナーボックスとインマニホースのホースバンドはマイナスドライバーで緩めて、インテークパイプとエアクリーナーボックスを外します。
まずは、エアクリーナーボックスについているカプラーとハーネスチューブを外します。
カプラーとハーネスチューブは細いマイナスドライバーを使って、慎重に少しずつこじりながら外しました。
ホースバンドはマイナスドライバーで緩めます。
エアクリーナーボックスを固定している13mmナットを外す。
インテークパイプは10mmのナット2点(矢印部)で止まっているので外す。
カプラーを外してエアクリーナーボックスを外すことができた!
3.バッテリー前のカバー
こいつは13mmのナット2箇所でとまっているので、ナット外して、カバーを上方向に引き抜きます。
外したカバー類
埃まみれなので洗えるところは洗って、濡らすとまずそうな部分は水拭きして掃除します。
4.バッテリーの取り外し
バッテリー前のカバーを外したことでバッテリーが取り出せる状態になりました。
ターミナルにメモリバックアップ電源をセットしてから、バッテリー前の固定金具を外します。
ガス抜きチューブとターミナル外します。
ターミナルは10mmのレンチで緩めます。
念の為、引き出す際にショートしないようにバッテリー端子はガムテープで養生。
重いので引き出すときは慎重に…。
バッテリーが抜けた!
取り外したバッテリー
引き抜いたバッテリーはBOSCHかVALTAのOEMかと思いきや…SEBANGというメーカーのOEMでした。
調べてみると韓国のバッテリーメーカーということがわかりました。
日本でも代理店の取り扱いありました。
今回インストールするバッテリー
VALTA LN4 AGM 80A
580 901 080
5.新しいバッテリーのインストール
インストールする際もマイナス側はガムテープで養生しました。
ターミナルの装着。バッテリーとターミナルを接続したら、メモリバックアップを外します。
ガス抜きチューブとバッテリー固定金具を装着。
ここでエンジンはかけずにイグニッションオンして通電するか確かめます。
問題なし!
あとは、逆の手順でカバー類を装着します。
ちなみに上のワンセグはWBC観戦用。
メキシコ戦、最後までピンチの連続でしたが、この写真の後、村上がサヨナラヒット!メキシコ下して、決勝へ!
明日仕事かぁ…休んで決勝戦観たい…w
全てのカバー類取り付けて完成!
バッテリー交換前よりエンジンルーム綺麗になっているのわかるかな?
ここまでで、4時間かかりました…。
写真撮りながらのうえ、一番時間かかったのが、エアクリーナーボックスについていたカプラーとハーネスの取り外し。外し方がわからなくて、ああでも無い、こうでも無いとしているうちに結構時間使ってしまった。あと、取り外したカバーの掃除。
今度はエンジンかけてみます。
これも問題なし。普通に始動!
調達編からバッテリー交換まで日数経っているので、バッテリーの電気も減り気味。
ということで、充電しました。
このバッテリーは80A(20h率容量)、充電器の充電電流の目安表は5h率容量での表記。
調べると20h率容量→5h率容量の変換係数は約0.8(0.88〜0.86)。
80×0.8=6.4なので6Aで充電。
新しいバッテリーなのですぐに容量復活!
交換完了。
これでも乗れますが、車側はまだ古いバッテリーを積んでいる認識している状態です。
そこでこの後はOBDスキャナーによる、バッテリーの交換履歴の登録をします…ということで、いったん区切ります!