【昨年の】第28回 春日部大凧マラソン大会(後編)
前回までのあらすじ
明け方の嵐のような雨は止み当日は晴天の五月晴れの中、acchanの嬉し恥ずかしマラソンデビュー戦の火蓋が切って落とされた。
(初レースの緊張でレース中の写真は一切ありません…予めご了承ください🙏)
コースはこんな感じです。
※コース図は第29回開催予定のものですが28回も同じコースです。
スタートして江戸川河川敷の道路に出るまでは、道が狭くなるところがあり混雑します。
テンションが上がりまくりのなか、これはなかなかのストレスでした。
が今思えばこれがよかったのかもしれません。
河川敷道路に出ると道はそれほど広い訳ではありませんが、集団もバラけてきて走りやすくなってきます。
河川敷でなんにもないところですが、歴史もそれなりにある大会だけに近隣の住民の方々にとってはレジャーイベントなんでしょうね。
沿道にはギャラリーがぼちぼちいます。
河川敷脇の野原には大凧祭りの「大凧」がランナーの目を楽しませてくれます。
スタートから河川敷に出るまで…1kmのラップタイムですが、この時の自分のタイムとしてはそれほど悪い訳ではありませんでした。
その後5kmまでのラップタイムは給水の影響で途中落ち込みがあるものの、持ちタイムより30秒程早いペースを刻んでいます。
(これは、上手くいけば目標タイムを大幅に縮められるかも…。)
河川敷を降りて一般道に入ります。
家々に挟まれていた区間から、周りが田んぼの区間に入りました。
(この辺りで5.5km)
あれ?
あれあれ?
あれれれ?
足が進みません。
ペースが落ちるのが自分でもわかります。
強烈なアゲインスト。
残り4kmはこの強風との戦いでした。
例年、この大会は暑さと強風が名物みたいです。
日差しが強く、汗がとめどなく流れます。
でも向かい風のおかげで正面は心地よいのですが背中は地獄ですw
なんだかよく分からない感覚と、とにかく強力なアゲインスト。
日傘をさしたおばさんの傘が捲れまくってたり、前走っていた(私より)おじさんが風に煽られ転倒したくらいですから相当なものでした。
空気の壁を押しながら進んでいるこの感じ…まさにエアSASUKE!(SASUKEのセットに壁を押して前進するヤツがありましたよね?)
7km…8km…。
暑さと、強烈な空気抵抗で体力を削がれます。
前半いつもより早く、しかもかなり楽に行けたのは河川敷では風がフォローだったせいがあったのかもしれません…。
そんなことを考えながら走っていました。
それでも残り1km…。
最後くらいカッコつけてやろうと思い。
フルパワーで前に進みます。
ようやく運動公園近くまで来て建物が風を遮る形になったところで壁が消えていく感覚が感じられました!
(ぬおおお〜!!!!)
運動公園区画沿いの道からゴール地点である公園内の広場まで(自分では)怒涛のスピードで駆け抜けます!
とにかく1秒でも…いやコンマ01秒でも早くゴールしたい。
前に人がいれば抜き去り、その前にいる人も…という感じで走り最後はほぼ持てる全ての力を使いゴールしました。
これが今のオレの実力…しゃんめーべ(コンコルド青木風)
だって風強いんだもん…。
風強いんだもん…。
だもん…。
…。
後半5kmのタイムです。
(左からラップ、時間、距離、平均ペース)
6kmは前半風が遮られた区間も走っているのでそれほどの落ち込みではありませんがそれ以降は1分以上遅れてます。
上記レポートでは向かい風の中も走っているような表現ですが、実際は足が止まり諦めて歩いていしまった区間もあり(特に8kmあたり)ほんとキツかったですw
でも、現金なもんで残り1kmに関しては(自分としては)かなり頑張って走った事がわかります。
スパート中は汗の塩分で目が痛くて痛くてw
「痛い、暑い、風強い、苦し〜ぃ!!!」が頭の中でグルグル廻りながら走ってましたねwww
まあ、でも初めてのレースにしちゃ上出来(自画自讃)
練習期間2ヶ月(実際の練習期間19日)で(ちょろっと歩いてますが)1時間ちょっとで完走できたのですから。
苦しかったけど、楽しかった。
走ってみてよかった!
マラソンにハマろうとする瞬間の時でした。
(終)
※まとめは今年のレポート時にやりますので今回省きます。