【目指すは】志賀高原ヒルクライム【国道最高地点!】
上ってきました!渋峠!
志賀高原ヒルクライムに出ました。
そして、完走しました!
その完走記というか旅行記です。
話は、大会前日から遡ります。
土曜日に志賀高原へ。
当日受付がないため、前日に受付しないと本番、走れません。
トランポとしてバン借りて、バイク積んで、いざ信州へ!
外環、関越、上信越、長野道と乗り継いで約256km。
会場は、信州中野インターからさらに24km先です。
志賀高原まで16km地点。
そしてさらに33km走ると草津温泉まで行けるそうですw
電光掲示板には、大会のため、明日通行止めの告知が。
その先には、高地トレーニング?
グループでランナーさんが走ってました。
私も夏場に高原で練習してみたいものです。
会場へ近づくうちに、会場へバイクで向かうローディさんをぼちぼち見かけました。
10時過ぎに自宅を出て、途中休憩を入れながら、15時ごろに到着…疲れた。
ちなみに志賀高原は初めて行きます。
スキーでも訪れたことがありません。
まさかスキーのオフシーズンに行くことになるとは…。
会場は志賀高原総合会館98。
98?長野オリンピックが1998年かどうかまでは覚えてないけど、多分そうなのだろう。(調べたらそうでした。)
受付入ると、そのオリンピックで使われていた表彰台がお出迎え。
その奥のロビーで受付。
受付で、ゼッケン類、計測センサーが入った袋をもらい、セルフで紙パックのプロテイン飲料をもらってきました。
小さいながらもEXPOがありました。
受付に1番近いのが、ろんぐらいだぁす!のブース。
単行本を買うと作者の人がサインしてくれるみたい。
「みたい」って言い方するのは、自転車漫画というと、サイクル野郎(古っ)とアオバ自転車店、最近なら弱虫ペダルくらいしか知らないので。
どんな話なのか調べてみたら、ヒルクライムではなく、タイトル同様、ロングライドやブルベを扱った漫画らしい。
受付済ましたので、宿へ移動。
本日の宿は湯田中温泉。
途中、猿を見かけました。
猿がいてもおかしくない環境なのですが、それもそのはず。猿の入浴で有名な地獄谷は、志賀高原にあります。
宿に到着。宿の周りの付近を探索。
ホテルは長野電鉄の湯田中駅より徒歩5分ほどのところ。
とりあえず、駅の方なら何かあるだろうと、湯田中駅へ。
特急電車?らしき車両が停まっていました。
なんか見たことあるな…たしか成田エクスプレス?
調べたら、そうみたいです。
JRで引退後、長野電鉄が譲り受けたそう。
先頭のロゴ、「NER」もXからRに変えただけなんだろうなあ。(「Narita EXpress」から「Nagano Electric Railway」)
名称も「スノーモンキー」に変わってました。
駅にはカフェや、温泉施設、足湯などがありました。
続いて温泉街へ。
まだまだコロナ禍ということで、温泉街のお土産物屋さんは、軒並み休業状態。
土曜日、バイクツーリングや明日のヒルクライムの前泊客もいるはずなのに…
やってないんかい!
閉まっていたお土産物屋さんでは、何故かヒロスエ等身大パネルが…なんとiモード時代。
長年外に晒されているからか、色褪せがすごい…。
食べ物屋さんもやっているのかやってないのかイマイチ分からない状態。
寂しい…。
付近をひととおり探索して駅前のコンビニで、明日の朝食を仕入れて、宿に戻ります。
戻ってからクルマの中の自転車の空気圧、ブレーキチェックしているうちにいい時間に。
本当は飯付きにしたかったのですが、朝夕バイキングとのことで、早いチェックアウトのため、朝食は食べることができません。
素泊まりに。
夜は近くのお店で夕食。
腹減っていたせいもありますが、ビール
トンカツ定食、半ラーメン、餃子を
完食!
その後は温泉に浸かって、早めに就寝。
やっぱり温泉はいいね〜。癒されます。
酒も入っていたことから、ぐっすり眠れました。
翌日、4時に起床。
天気はいいし、気温も半袖だと少し涼しいかなって感じ。ヒルクライム日和。
シャワー浴びた後、昨日、調達した朝飯を食べて、サイクルジャージに着替えてチェックアウト。
昨日の会場へ。
会場で準備したら、6:00過ぎスタート地点へ。
スタート地点は、受付会場から少し下ったサンバレースキー場駐車場。
スタート地点で開会式が始まりました。
開会式が終わると、いよいよ競技開始。
ブロック毎にスタートのため整列。
先日のエントリーで1時間を切りたいなんて言ってましたが、スタート前の先頭ブロックへのインタビューでトップクラスの選手の目標は40分台とのこと。
そんな中で私が60分切りなんて…とんでもない話です。
少なくても倍はかかる…ということで、40×2=80分を目安として、できれば80分切りを目標にすることにしました。
7:16 いよいよ私の組がスタート。
13.1kmのヒルクライム開始!
まず最初の2kmがまずまず急な上りです。
すぐ息が上がってしまいます。
ギアを1番軽くして、脚の回転で少しずつ登っていきます。
どんどんぶち抜かれますw
2km超えると、下りがあり、楽になってきました。
重いギアに変えて、スピードを出してタイムを稼ぐ。
しかし、またすぐ上りに。
以降は、緩急織り交ぜて延々上り。
距離は富士ヒルの半分くらいですが、なかなかキツいです。
ただスキー場を間を縫う道で、全体的見晴らしがよくて、景色はいいです。
富士ヒルは周りが林で上の方まで行かないと見晴らしいい場所が現れないけど、志賀高原のこのコースは、スタート地点が1,000m超えたところから始まる分、景観がいいのかもしれません。
つづら折りを登るたびに綺麗に景色が見えると、少し疲れが取れるような…。
気がついたら標高2,000mを超えて、横手山ドライブイン。残り2kmを切りました。
横手山ドライブインのところからトンネル区間を過ぎてまでキツいですが、残り千数百メーターだと思うと頑張れます。
フィニッシュラインが遠くに見えてきたので、立ち漕ぎしてゴールスプリントして渋峠ホテル前でフィニッシュ!
サイコンでのタイムは、1:18:48。
78分…目標の80分切れました!
フィニッシュ後は、さらに先に進みます。
お目当ては「国道最高地点」
フィニッシュの渋峠は最高地点ではありません。
せっかく来たので、最高地点標識の前で記念撮影しようと思ったら、撮影待ちで結構並んでました。
でも、スタートが7:16で、フィニッシュは8:30過ぎ。
下山は10:30からなのでまだまだ時間があります。
30分ほど並んで記念撮影!
標識の前での撮影のあとは、草津方面拡がる雲海をバックに自撮り。
写真を撮った後は、再びフィニッシュライン付近に下りて、飲み物、おにぎり、そしてそば鍋を頂きました。
そば鍋というのは、そば団子が入ったきのこ汁。
美味しい!
たくさんあるので遠慮なくおかわりしてねと言われ、お言葉に甘えて4杯おかわりしてしまいましたw
下山まで、まだ時間があります。
リフトで横手山の山頂部へ。
展望台からの景観を楽しんだり、ヒュッテで一服したりして時間を潰してから、再びリフトに乗って峠に戻りました。
リフトで降りる途中、熊鈴が鳴る音がしたので、下を除くと、トレイルランニングをしている方を発見。
ちょっと走ってみたくなってしまったw
峠へ降りると、道路でローディが整列してました。
1組目の下山のスタンバイ。
私は最後の組で下りることを決めて、ホテル敷地の県境線にバイクを置いて写真とってみたり、ホテルで最高地点到達証明書を購入したりして待機。
帰りはあっという間。
富士ヒルと違うのは、行きが上り一辺倒ではないため、帰りも少しだけ上りとなる箇所があったこと。
そこを除けば、スイスイ。
行きは78分ですが、帰りは23分。
会場着いたら、自転車をクルマに積んで、記録証をもらいました。
公式記録は1:18:44でした。
先ほど、そば鍋食べたけど、また小腹が空いてきたので、会場の志賀高原高原総合会館98隣にある、志賀高原ゲートウェイステーション内で遅めの昼食。
昼食後、そこでお土産を買って、出発し、途中、汗を流すため日帰り入浴施設の温泉に寄りました。
麓へ向かう途中、再び猿と遭遇。
そういえば昨日、地獄谷の場所調べたら、この先に有ったな…と立ち寄り。
結局、中には入らず。
1.6kmも歩かないと行けないし(この時の足元はビーサン)、猿が少ないとの案内表示。
道路脇に猿が出るくらいだから、食欲の秋、冬に向かって食料の調達に忙しいのでしょう。
入場料払って1.6kmも歩いて、猿がいなかったらがっかりだし、レンタカーの返却の時間もあります。
あまり余計な時間も無いので断念。
インター手前のお土産物屋で、今度は果物類を購入。これもおみや。
長野といえば、りんごということで、大玉のシナノリップというりんご一袋とマスカット、ナガノパープルという葡萄を一房ずつ購入して帰路へ。
帰りは、途中関越で渋滞しましたが、途中一般道に降りて圏央道へ。圏央道から東北道、首都高ではさしたるトラブルもなく、ほぼ予定通り到着。
レンタカーを返却して、旅は無事に終了しました。
さて、大会の感想です。
延期に延期を重ねた上での第1回開催。
それなりにその間に、準備も重ねてきたことが窺えました。
初回にありがちなトラブルも、特になく滞りなく大会終わったし。
強いて言えば、受付後にもらうゼッケン、チップ等のほかに青い紙バンドが入っていたことについてなんの説明もなかったこと。
富士ヒルの会場に入る時に腕につける紙バンドみたいなヤツ。
同封のチラシ等には一切説明なし。
どうも、荷物を預ける際につけるバンドのようなのですが、何故紙バンド?
普通にゼッケンNo.書いたシールでいいような気がします。
私は、荷物預けをしなかったので、使いませんでしたが、宿に戻った後、コレを見つけて、何?コレ?明日必要なんか???と悩みましたw
一応持っていって、翌日に、自分には必要ないということがわかるのですが、受け渡し時、同封物の確認をしてくれという割には、同封物の内訳がなかった…。
内訳ないにしても、そのままでは分からないようなものは、何に使うものなのかホームページなどで、説明があってもいいのではないかと思いました。
大会自体は面白かったです。
天気も良かったし、暑過ぎず、寒過ぎず、ヒルクライムにはちょうどいい気候でした。
早い時間に始まり、下りるのは10時半まで下山できないけど、飽きないように、リフト運行して無料で横手山の頂上へ行けるようにしてくれていたり、配布の塩むすびとそば鍋、美味しかった。
ぜひ今回出場しなかった人へは、1回は出とけ!と言いたいです。
でも、私は暫くはいいです。
少なくても来年は出ないつもり。
理由は遠すぎること。
片道だけで280kmくらいあります。
行くだけで最短で3時間半くらい。
休憩入れると4〜5時間かかります。
今回、初めて行くうえ、記念すべき第1回大会だから出ました。
出てみて、走りながら見る景色は最高!、そば鍋は美味しい!、リフトで山頂に上っての景色も最高!だったけど、次はしばらくは、いいです。
何故行く気にならないのかというと、距離だけでは無く、もっというと、「大会をやった」だけに終わってしまった感があったこと。
コロナで色々あり、開催は悲願だったのでしょう。コロナも落ち着いてきて、事故も無く、開催を無事終えたのは、運営の方の努力が実ったからに違いないと思います。
でも、せっかくのロケーションを有効活用できてないのでは…。
湯田中という温泉街を有しているのだから、もっとそれを活かすと、来年もという声は、もっと盛り上がるのではないか。
温泉街に行ってみて、お土産物屋さんが壊滅的にやってないことにびっくりしました。
まあ、宿にも物販はあるし、湯田中自体こじんまりとした温泉街なので、仕方ないのかもしれませんが…。
それならそれで、大会前後で街に寄ってもらう工夫をもっとしてもいいのではないかとも思いました。
例えば、参加者には日帰り入浴やってるところの割引サービスするとか、もしくは、特別にホテルの浴場を解放するとか、そうするとホテルも物販が出るようになるし、お風呂がよければ、次の大会で、そこに泊まろういう人も出てくると思います。
参加者が温泉街のお店でなんらかのサービスが受けられるというのは、野沢温泉ヒルクライムではやってました。
そこで、冬以外の時期に初めて野沢温泉の街を散策して、冬のスキーシーズンじゃなくても野沢温泉は楽しめそうだということを発見しました。
そのうち家族を連れて再訪したいとも考えています。
志賀高原だけだと厳しいかもしれませんが、山之内町全体ならできるのではないかと。
そういうのがなかったから、少し残念。
とは言え、今回は第1回目。
来年に期待したいところです。
でも少なくとも来年は出ないかなあ。
野沢温泉もそうですが、往復で1泊2日で500km超えるのは、ほとんど車中という感じになるので、いくら運転するのが好きでもキツいです。
それと、この2年間で富士ヒル、志賀高原、野沢温泉、武尊牧場と4つのヒルクライムを走りました。
残りの関東甲信越のメジャーな大会といえば、乗鞍とハルヒル。
同じ大会に続けて出るのもいいですが、まだ出ていない大会を走ってみたい。
来年はこの2大会出れたらいいなと思ってます。
ということで、今年度の自転車イベントは終了!
あとは、再びマラソン頑張ります。