挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはサブ5、サブ4の夢を見れるか?

新橋に勤務するサラリーマンです。 2016年3月に体重が80kg近くになったのを機にランニングを始め、11月初のフルマラソンであるさいたま国際マラソン挑むも実力不足でDNF。年度内での完走を目指ざし2017年3月サンスポ古河はなももマラソンでなんとか無事完走出来ました! そこでブログタイトルも新たに、次なる目標であるサブ5、そしてその先のサブ4へ向けて日々奮闘の記録(の予定)です。(旧タイトル:挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはフルマラソン完走の夢を見れるか?)

【ランニングダイナミクス】GARMIN RDP vs CASIO CMT-S20R-AS③【デバイス準備整ったので使ってみた】

今回は、先日購入したCASIO Runmetrix CMT-S20R-ASの運用編です。

実際に走ってみて、
①付け心地
②操作性
③アプリの使い勝手
などみて、独断でおすすめかどうか判断したいと思います。


①付け心地について
GARMIN RDP同様にモーションセンサーはランニングパンツウェスト部の後ろの中心部に装着します。

青いクリップ側が外側です。
黒いセンサー部は腰側になります。

RDPに比べると大きく重めなので、走る時揺れるとか、厚みのある方が身体側なので違和感があるかと思いましたが、そういった事は有りませんでした。
ゆるゆるのパンツなら動いてしまうかもしれませんが、走る時はパンツのひも締めるのでそういう事も無いです。
ということで、装着感は問題なし。

②操作性
GARMINスマートウォッチとセットで使用することが前提のRDPと違いRunmetrixモーションセンサーは単体での使用も可能です。

単体で使用する場合は、本体のスイッチで操作します。
まず電源ON。これはスマホや対応する時計とセットで使う時も必要な操作。
ボタンを2秒間長押すとLEDがオレンジ色か緑色に点灯します。
その後、GPSが受信中ならオレンジ色で受信完了なら緑色に点灯。

スマホや時計とのセット使用の場合はそれぞれの画面でGPSの捕捉、受信状況が把握できます。

計測開始は、ボタンを押して開始。
LEDがオレンジまたは緑色に点滅。
計測中止は、ボタンを2度押し(ダブルクリック)LEDが点滅から点灯に変わります。
電源OFFは2秒間長押し。

後ろにつけるので、単体使用だとちょっと使いづらいかも…。
外した状態から、電源入れて、GPS掴んだか確認してからパンツのウェストに着ける場合だと、ちゃんと中央に装着できているのか不安になります。
(ちなみに、私は着替える時に予め服に装着してからランニングパンツ履いてます。)

RDPだと小さいし単なるはめ込みタイプのクリップなので、着替えてからの装着も難しくないけど、モーションセンサーは大きいのでウェアを着た状態だと真ん中につけるの難しいし、クリップのロックがちゃんと出来ているか心配になります。
それと、もしこれをマラソン大会で使うと考えた時に、ボタンの押し損じも心配です。
周りに人がいる中で、ボタン押した時のビープ音(音は小さめ)が聞こえるかわからんし。
携帯、または対応している時計との運用なら電源さえ入れておけば、携帯や時計側からモーションセンサーの動作状況の確認と、計測開始操作が可能なので問題ないですが。
単体運用できるのはマルですが、操作は慣れ次第ってところですかね。

③アプリの使い勝手
スマホアプリ
結論から先に言うと、こいつのアプリはなかなか面白いです。

RDP同様、モーションセンサーで拾った身体の動きを数値化しますが、RDPより測定項目が細かいので、どこが弱いのかを可視化しやすい。

RDPの場合は測定項目は、ピッチ、ストライド、上下動、上下動比、接地バランス、接地時間。

モーションセンサーはRDPでの測定項目のほか、骨盤周りの動きや着地衝撃、蹴り出しの大きさなども測定可能しかも左右で数値化できます。
これらの項目をタップすると測定項目の解説もあります。

解説見ることでなんとなく動きのイメージを掴みやすいと思います。

これらの数値をまとめたレーダーチャートの表示もあります。
点数化することで、自分がどの程度パフォーマンスを出せているのかを見ることができるというわけ。

走った距離時点の数値の変化も確認可能。
疲れてきた時には、パフォーマンスが落ちてくるはずなので、その時点での自分のどの部分が弱くなっていくのかを把握できます。

ちなみにレーダーチャートの点数はざっくりいうと
80点以上がアスリートレベル
70点台は上級レベル
60点台は初級〜中級レベル
60点未満はランニング習慣がない人
私は60点後半…残念ながらまだ上級レベルでは無いようです。
チャートの高い部分は優れている部分で、低いところは弱い部分になります。

私の場合は、安定感があり、左右差が少ない、着地衝撃も少なく、重心移動もスムーズな走り方だけど、骨盤があまり使えていない、こじんまりとした動きになっているみたいです。
「脚」を使っていたつもりでしたが、まだまだ「足」だけだったんだねえ…腿や脹脛が張ったり攣ったりするわけだ。

本番(もうすぐ京都マラソンです。)前にフォームを変えるのもアレなので、とりあえずいきなりフォーム改造するのはやめておきましたが、この辺りが改善されると「足だけの走り」から「脚を使った走り」に変えることができるかもしれない。

数字だけでなく、理想のフォームの動きと(モーションセンサーで拾ったデータを元にした)自分のフォームを違いを動きにしてくらべても見れます。
画面を操作することで、いろんな向きから、動きの違いを見ることができます。

また、アプリは、理想のフォームに近づけるための筋トレやストレッチもアドバイスしてくれます。

このとおりやって改善されるかどうかはマラソン終わって落ち着いたら、やっていきたいと思ってます。

その他にも、5km、10km、ハーフ、フルマラソンに合わせた練習メニューを組むこともできます。

RunKeeperにも同様の機能がありますが、お試し期間の後は有料会員にならないと利用できません。
Runmetrixは、練習する曜日などの設定はできないなど、異なる部分があるけども、無料で利用可能。
練習日なんてアプリのとおりにやらなくてもいいし…実際北海道マラソンに向けRunKeeper使って練習していたときも数日ずらしでやっていたのでそこは問題にはならないかな。

AppleWatchアプリ
こちらの方は、モーションセンサーをAppleWatchで操作するのに特化した内容になっています。
起動時のインターフェイス開封編で紹介の通り。
ランニングを開始してスタートボタンを押すと
このような画面になります。

表示出来る項目は設定から変更可能。

また表示可能な画面を設定でき、右にスクロールすることで表示画面を切り替えできます。

モーションセンサーでの測定項目をモニタリングしながら走ることもできます。


一時停止・再開は、他のAppleWatchのアクティビティアプリ同様に最初の表示画面から左スクロールで画面が表示されます。

GARMINでのボタン操作での一時停止・再開に慣れてるのもあり、どうしても慣れない…。これは個人な感想ですけどね。


と、いうことでざっくりとですが、Runmetrixを使って実際走ってみたレビューしてみての感想ですが…

RDPと比べて、計測項目が多いので自分の弱点が細かくわかりるのは便利。
RDPはピッチ、ストライド、上下動、上下動比、接地バランス、接地時間が計測できますが、モーションセンサーはこれに加え、骨盤の動きや、着地衝撃、走っている時のブレーキ度合など身体を上手く使えているか、ロスない走りなのかどうかが判断しやすい。

よって初心者から使いやすいのはモーションセンサーの方だと思います。
もっとも、モーションセンサーも他のレビュー見ていると、アドバイスが抽象的だとか、わかり辛いとかの意見もあります。
私的には、アドバイスは結構具体的で的確なのでは無いかなと思いました。
たしかに「骨盤を回せ」と言われてもどうすればいいのかわからないけど、そこはネット社会。
ちょっとググれば解説しているサイトなりブログ見つけられるし、ランニング関係の書籍とかもあるので、そういうの調べながらやっていくのもなかなか楽しい。

すでに対応しているGARMINウォッチを持っている人は、RDPからでもいいかと思いますが、RDPで計測したデータを元にトレーニング重ねてみて行き詰まってくることがあれば、モーションセンサー使ってみるのもアリかと思います。

GARMINウォッチじゃない方は、おすすめかも。
特にAppleWatchを使っている方は、モーションセンサーの操作や計測データを手元でモニタリングしながら走れますし。

GARMINユーザーでも、管理は別々にはなるけど、ランニングダイナミクスはモーションセンサーで計測というのも有りだと思います。

普段の練習や練習大会では使おうと考えています。
でも本チャンと位置付けている大会は操作に慣れているGARMINかな。
モーションセンサーで個別に使う手もありますが、二重に操作するのは面倒なので、おそらくやらないと思います。
RDPも持ってるのでそれ使うと思う。

というわけで、短所はあるけど、細かい分析ができるし、アドバイスとしてトレーニング方法なども教えてくれるので、初心者から上級者まで幅広く使えるランニングデバイスだと思います。


もし、購入を迷っているならとりあえず、試用する手もあります。
Runmetrixはレンタルサービス(有料)もありますし、ASICSのランステだと無料で貸出もしているようです。

他のランステでも貸出しているところや、貸し出して走ったデータを元にアドバイスしてくれる講習会も開いているところもあります。

ラソンイベントなどでも無料貸出していることもあるので、購入に迷っている方は、そういう機会を利用して決めてもいいのかなと思います。

というわけで、モーションセンサーのレビューはここまで。

あとは、このデータをGARMINに統合できれば…と言うことで、直接連携できないアプリ同士のデータのやり取りについて取り上げたいと思います。

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