【前半は快調】東京マラソン2021完走記【後半は地獄】
速報の通り完走しました。
一応、PBも更新。
「一応」としたのは、今回、目標はもっと高くしていたので…。
それは後ほど。
それでは、スタートからゴールまでを一気にやっちゃいます!
都内には車で向かいました。
都内某所の駐車場に車を停めて新宿の会場へは地下鉄(東京メトロ)へ。
ゼッケン受取の際、ゼッケン、チップの他、東京メトロの1日乗車券が入ってました。このため、都内から会場までは東京メトロを使えば余計なお金はかかりません。
これも参加費には入っているのでしょうが、こういう配慮はいいですね。
某所駐車場の最寄駅から乗りましたが、ちらほらランニングウェア姿の方がいらっしゃってました。
電車乗ったらさらに増えており、新宿に行くため途中、丸の内線に乗り換えだのですが、そこでは8割方が参加者の方々でした。
写真は新宿駅。
ほぼ全員がランナーさん、または付き添いの方。
今回、当日の荷物預けが無いので会場には走る格好で行く必要があります。
私の装備は、上下半袖短パンのランニングウェアに、下はタイツ、上はアームカバーという格好。
これにハイドレーションザックを着けていきました。
激坂王の時と同じ装備です。
会場に着いたら、ゼッケンに書かれている所定のゲートから入り、ナンバーと健康記録アプリでの本人情報の確認、それと検温と手荷物検査を受けて待機ブロックに入ります。
ゲート付近からはスタート地点からワシントンホテル前の道は、アスリートの部の方々のウォームアップコースとなってました。
ワシントンホテル前。
ホテルマンの方たちも応援。
ゲートを通過したあと、公園で走るための準備。
寒桜かな?満開でした。
待機ブロックに入る前にトイレを済ましたところで1stWaveスタートしました。
私は3rdWave…9:35スタート。
10分前くらいから列がぼちぼち動き始めました。
ちなみに気温は8度くらい。日が照っていると暖かく、日陰だと寒い、そんな感じ。
日中は10度超えるはずなので、走るのにはちょうど良いはず。
5分前。
ようやく都庁の前の通りに出てきました。
さらに前に。
自分ではそんなに前に並んだつもりはなかったのですが、ブロックの前の方になってました。最前列より50m後方くらい。
9:35号砲!
スタートでは、東京都知事が迎えてくれてました。
百合子さん!開催してくれてありがとう!
それと反対側にはギターの生演奏!
なんとギタリストはマーティ・フリードマンさん!元メガデスのギタリスト。
今だと大河ドラマの後に大河ゆかりの地紹介(鎌倉殿の13人紀行)のBGMのギター演奏がこの人。
大河の方のギター演奏は「Mr.BIG」のポール・ギルバートさんでした。
この人は日本在住では無い(かつて住んでいたことはある。)けど、マーティ・フリードマンさん同様に親日家で日本での活動も多い人です。
勘違いということで訂正させて頂きます。
この演出だけで、他の大会に比べると格が違う(笑)ことがわかります!
いきなりスタート直後で6大マラソン大会の片鱗を見せられたという感じでした。
都庁を出て、ワシントンホテル前から左折、さらに左折して新宿ガード下、靖国通りを目指します。
損保ジャパンビルの前を通り、右折して大ガート下へ。
大ガード超えると靖国通り。
歌舞伎町を抜けて新宿3丁目
2丁目、1丁目前を通ります。
上の写真、2km地点くらいですが、この時点で道幅が広いので、ランナーがばらけやすく走りやすかったです。
最初の1kmは、スタート直後なので密集はあったけど、ガード下入る前にはそれも解消されてました。
前半、混み過ぎでペースが上がらないというのがありますが、東京マラソンの場合はそれはなく、マイペースで走れました。
この後は、市ヶ谷までは全体的に下り基調です。
靖国通りから市ヶ谷に降りて水道橋で神保町へ。
この辺りが5km地点です。
スタートからここまでのラップタイム。
1km 6′58″
2km 5′38″
3km 5′36″
4km 5′16″
5km 5′24″
5kmスプリット 28′52″
先述のとおり、コースが広いので1km目を除き、ランナーがばらけやすく、3km過ぎからは下り基調のため速めのペースで走ることができました。
また、この辺りはMGCのコースでもありました。
例年、都庁スタートが東京マラソンのコースですが、国立競技場スタート、フィニッシュで幻の東京オリンピックマラソンコースを東京マラソンで再現してほしいものです。
神保町に入り古書街からスポーツ用品店街へ。
スポーツ用品店街を抜けると、神田駅の手前の交差点から上野方面へ向かいます。
万世橋を渡って中央通りへ。
橋渡ると電気街とオタクの聖地、秋葉原。
さぞ、大勢のメイドカフェの店員さんらがいて、応援してくれてるかなあと期待していましたが…沿道にはコスプレの方はいっさいなし…。
この日は、通行規制ということで、
通り沿いのお店のほとんどはシャッターが閉まってました。
通り裏のお店はわかりませんが、道の横断が出来ない以上、集客は見込めないだろうから、裏通りの店も休業が多そう。
秋葉原の境…末広町駅付近が10km地点。
ここまで、6km〜10kmのラップタイムです。
6km 5′25″
7km 5'25"
8km 5'41"
9km 5'35"
10km 5'37"
5kmスプリット27'43"
10kmタイム56'35"
ここでもキロ5分半のペースを維持。
10km地点を通過すると、御徒町駅近辺…もうすぐ上野広小路です。
そして最初の折り返し。
上野広小路。
再びアキバを抜けて、神田へ向かいます。
神田駅のガード下をくぐり日本橋方面へ。
そして室町を通り過ぎて日本橋へ。
麒麟の像。
その辺に阿部ちゃんいないかなw
(加賀恭一郎シリーズ)
日本橋を抜けて、その先の日本橋交差点を左折、兜町を抜けて茅場町を左折して、新大橋通り。
蠣殻町、水天宮前を抜けて、浜町中ノ橋交差点を左折して清洲橋通りに入ります。
水天宮付近が15km地点。
11km 5′44″
12km 5′47″
13km 5′48″
14km 5′44″
15km 5′29″
5kmスプリット 29′42″
15kmタイム1:25′07″
若干タイムが落ちてきましたが、この時点はまだまだ元気。少し向かい風だったのでその影響で微妙にタイムが落ちているのだと思ってました。
清洲橋通りから浅草橋へ江戸通りに入り、蔵前、厩橋と通り、駒形橋西詰交差点で浅草寺方面へ。
写真は東日本橋駅手前にある明治座。
駒形橋西詰交差点から浅草寺へ。
雷門を正面に右折、我妻橋交差点を右折。
我妻橋からはアサヒビールの社屋とスカイツリーが。
江戸通りに戻り蔵前へ。
蔵前一丁目交差点から蔵前橋を渡り後半ルートへ。
蔵前橋で20km地点。
16km 5′45″
17km 5′55″
18km 6′14″
19km 5′54″
20km 5′54″
5kmスプリット 29′42″
20km タイム 1:54′49″
この後のハーフ地点が2:3′46″
ハーフの記録も更新。
倍にすると4:7′26″…フルなら4時間ちょっとのタイムでフィニッシュ!
少しずつ5kmスプリットは落ちてきているので、もちろんそれは無理だとしても、この後、5kmが32〜33分、34〜36分、38〜40分、最悪、最後45分まで落ちたとしても4時間半台ならイケるか?
もっともこの後、それは無理になってしまうのですがorz
蔵前橋を渡り、横綱公園角の交差点を曲がり清澄通りを清澄白河方面へ。
21km地点の後は…
中間点が。
あと、半分です。
ここまではあっという間に感じました。
土地勘があるからなのかなあ。
その後、森下の商店街から
清澄の白川庭園前を通り…
門前仲町の商店街をしばらく走ると
富岡八幡宮付近の折り返し地点。
折り返して、今度は蔵前方面へ戻ります。
この辺りまでで、25km
21km 5′56″
22km 5′53″
23km 6′10″
24km 6′31″
25km 6′16″
5kmスプリット30′46″
25kmタイム2:25′35″
流石に疲れが溜まってきたようです。
24km地点ラップタイムなんか、だいぶ落ちてるし。
戻る途中、清澄白河庭園脇の公園スペースでエアサロンパスの特設ステーションがありました。
24km辺りから左足のふくらはぎと股関節付近が違和感を感じ始めました。
この時は、少しストレッチして治りましたが、25km過ぎた時点で今度は少し脚が攣り始めました。
ちょうどその直後にエアサロンパスステーションがあり助かりました。
すこしマッサージした後にエアサロンパス噴射!患部がじわじわと効いてきます。少し楽になり走り始めましたが、効いたのは一時的…この後は、違和感や攣り始めたびに立ち止まりストレッチを繰り返しながら走ることになります。
清澄通りを北上して蔵前橋通りへ。
蔵前橋を渡って、再度蔵前一丁目交差点から江戸通りへ。
江戸通りから清洲橋通理に入り、明治座のあたりが30km地点。
26km 9′29″
27km 7′25″
28km 6′21″
29km 7′06″
30km 6′20″
5kmスプリット 36′41″
30kmタイム3:2′16″
もうタイムがだいぶバラついています。7分超えているところは立ち止まってストレッチしています。
だいぶ落ちてしまったものの、このくらいのタイムで5km刻めば、残り12km少々でも4時間29分くらい…ギリギリサブ4.5です。
このとおりなら、富士山マラソンオンラインから30分ほどの記録更新です。このためまだ大幅記録更新の望みは捨ててませんでした。
蠣殻町。
ヒョウ?チーター?獲物を追いかけまわしすぎて疲れているのでしょうか…俺は足は攣るけど、まだまだ元気だぜ!
銀座通り。ザギンへ向かいます。
銀座4丁目交差点付近。
ちょうどリコーの看板のビルとその手前に見えるレトロなビル和光本店の間を右折して日比谷へ。
ランナー回収の、はとバス車列が。
はとバスにはいつか乗ってみたいなあとは思いますが、今回はお世話にはなりたくないです。時間に余裕はまだあるとは言え、脚は半端なくダメージ負ってきているので油断は禁物です。
日比谷駅のガード。
ガードをくぐり日比谷の交差点から日比谷通りへ。
最後の折り返し地点、田町を目指します。
35km地点。西新橋のあたり。
31km 6′49″
32km 7′14″
33km 7′43″
34km 7′13″
35km 8′46″
5kmスプリット37′45″
35kmタイム3:40′1″
脚は相変わらず攣りながらも、なんとか走りました。普段のスロージョグ並みのペースでは走れてます。
なんとか、最後までこんな感じで持ってほしい…。
東京タワーが見えた後は増上寺前を通り…
芝へ。
日比谷通りの終端、三田。
ここで第一京浜に合流して田町へ。
永ちゃんのコスプレをしているランナーさん。
この方とはこの辺りから抜きつ抜かれつという感じでした。
そしていよいよ。
最後の折り返し地点、田町。
折り返したら、来た道を日比谷方面へ。あとは、フィニッシュラインへ向かうだけです!
39.195km付近。
40km地点。西新橋です。あと2.195km!
36km 7′58″
37km 10′25″
38km 7′25″
39km 8′08″
40km 7′21″
5kmスプリット47′17″
40kmタイム4:21′18″
前の5kmと比べると10分のペースダウン。
もうこの辺りでは、少し走っただけで脚が攣ります。
酷いのは左の腿内側とふくらはぎ外側。
ストレッチをして、攣った場所をもみほぐしますが…痛いし、すぐ攣ります。
それでも我慢してもみほぐし、走れそうになったら、走り、また攣ってはストレッチ、マッサージして走るの繰り返し。
これがフィニッシュまで続きました(泣)
日比谷公園を過ぎ、日比谷交差点を右折してペニンシュラホテルの角の路地を入ります。
ついに42km地点。残り195m!
最終コーナー
御幸通り。フィニッシュゲート前のストレートです。
そしてフィニッシュ…無事完走できました。
フィニッシュ後は、景品の入ったビニール袋を受取り。
袋にはランチパック(ピーナッツバター)、ポカリスエット、水、エナジージェル(ボディメンテ)、防寒用のアルミ蒸着シート、汗拭きシート、完走メダル。
コロナ流行中だったので、完走メダルはかけてもらえないだろうと思っていましたが、セルフではなく、袋に同封だとは…メダルはどこで貰えるんですか?と聞いたら袋に入ってますと言われて恥ずかしかったw(底に隠れるように入っていて気づかなかった。)
ちなみにメダルですが
裏には、本来の開催日である2021.10.17の刻印が。
そのあと、フィニッシュポンチョと
みかんをもらい、手荷物受取へ。
足攣りでダメージ受けている足で、まずまずの距離を歩かされしんどかったw
手荷物受け取った後、手荷物にあるジャージを着て、駐車している都内某所へ地下鉄で向かい、その最寄り駅にあるサウナで整えて帰ろうかと思いましたが…。
あまりに歩くのがしんどくてサウナへ行くのは中止。
そのまま帰りました。
大会の感想ですが
流石に世界6大マラソン大会の一つ。
一言で言えばシステマティック。
ちゃんと大会からのメールやWEBページからの案内を確認しておけば事前受付や当日の参加についても戸惑う事はありませんでした。
大会スタッフやボランティアの方も親切、また沢山の応援を頂きそれが励みになり、厳しい状況の中でもPB更新出来ました。
ただ…コロナだからなのか…今回初めてなのでコロナ前と比べることが出来ないのですが、WEBでの手続が多く煩わしく感じたのも事実です。
過去の最高年齢が92歳…だと、この年齢の人は、手続きが難しいのではないか?
こんな状況なので、そこまで高齢の方は、今回、参加を遠慮しているとは思いますが…終息してからも、こんな感じだとちょっと面倒かなあとも思いました。
でも、次も走れるチャンスがあるなら…また出ます。
次は2023大会になると思いますが、当選するかどうかは別にして、応募は続けます。次も参加したい。
さいたまがなくなってしまったので、近隣でも参加しやすい大会なので、今後もこの大会は走りたいです。
最後に結果について。
速報では
でしたが、オフィシャルのタイムは…
グロスタイムが
4:49′21″
ネットタイムで
4:48′20″
でした。
リアル大会での記録では2019年のさいたま国際がそれまでのPB。
それが5:18′28″
あと富士山マラソンオンラインでの記録(フルマラソン距離一括計測。計測中の時計一時停止なし。)で
4:59′48″
リアル大会との比較なら30分ほど記録更新。
今までのベストである、富士山マラソンオンラインからは10分の記録更新となりました。
実は、ハーフ時点でイケるか?と思ってたとおり、富士山マラソンの記録から30分短縮での記録更新を狙ってました。
つまり4時間29分48秒未満。
サブ4.5です。
それは残念ながら叶いませんでした。
課題としては25〜6kmくらいから現れる足攣りをどうするかですね。
富士山マラソンオンラインの時に通しでフル距離走った時は、脚も攣らなかったし、身体のダメージもそこまでではありませんでした。
だから大丈夫かなあと思ったのですが…違いがあるとすれば、富士山はスタート時のペースは、今回よりも遅いことと、東京はペースは速めで、道中混む場面はなかったとは言え、抜かす時は人を避ける必要があるので、その分余計な距離を走らざる得ないこと、それと気温かな。富士山の時は12月、今よりは間違いなく寒いので発汗量も違うだろうし。
あと、オンラインマラソンだと度々、信号待ちが入るのでそれがインターバルになって休憩できているのが良いのかもしれません。
今回、最初にフルマラソン走った時のように身体はガタガタになりました。
ベットから起き上がるのもひと苦労…。
念の為、翌日(今日)は休み取ってありましたが、休んでよかったw
たぶん在宅勤務としていても仕事にならなかったと思います。
でも、夜になってだいぶ身体が動くようになりました。
明日は大丈夫そうです。
足攣りについては、色々調べてみたりして、今後の記録更新の為に対策していきたいと思います。
とは言え、こないだの富士山マラソンではギリギリ5時間切りでしたが、今回のマラソンでサブ5は余裕を持って達成することが出来ました。
いつもなら関門の時間気にしながら走るのですが、気にしたのは最初の関門まで。
その時点で30分の余裕があったし、以降は最大90分くらい前に通過となっていたようです。
関門を気にしないで走れたことで、プレッシャーがない分、マイペースで走れ、前半のタイムを稼げた理由なのかなと思いました。
また、5kmスプリットも少なくとも25kmまでは30分未満、30kmまでとしても30分前後で走れているので、足攣りが無ければ、もしくは攣るにしても、もっと後まで持ってくれれば4時間半切りは難しくないところにはあると思っています。
今後の鍛錬次第ではサブ4も夢では無さそうです。
ブログタイトルの通りになってまいりましたw
少なくとも、文句なしにサブ5の夢は達成!
52歳にして、まだまだ改善の余地があるとは…まだ歳だからと諦めなくて良さそうですw
次戦はかすみがうらマラソン10マイル。(約16.1km)
次のフルマラソン(どこ走るのかはまだ未定ですが…)に繋げる為にも次戦、ガチで挑みたいと思います!