挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはサブ5、サブ4の夢を見れるか?

新橋に勤務するサラリーマンです。 2016年3月に体重が80kg近くになったのを機にランニングを始め、11月初のフルマラソンであるさいたま国際マラソン挑むも実力不足でDNF。年度内での完走を目指ざし2017年3月サンスポ古河はなももマラソンでなんとか無事完走出来ました! そこでブログタイトルも新たに、次なる目標であるサブ5、そしてその先のサブ4へ向けて日々奮闘の記録(の予定)です。(旧タイトル:挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはフルマラソン完走の夢を見れるか?)

【道は】GARMIN EPIX Sapphire レビュー②【星に聞け】

先日届いた、GARMIN EPIX Sapphire Carbon Gray DLC Ti

前回は開封と各部の確認。
主だった機能を紹介しました。

今回は実際に外に持ち出して使い勝手を確認してみます。

画面の見え方などは、比較対象としてFENIX6Sを使用します。

まずは重さの感じ方から。
EPIXはFENIX 6Sに比べ10gほど重くなります。
着けてみると、最初は少しだけ重さを感じましたが、すぐ慣れましたw
少なくとも私の場合は…。(個人差あるので重さは参考程度に。)

重さも違和感ない程度であることが確認できたので…比較しやすい様、両方とも左に装着して比較しながら使ってみます。
ちなみにEPIXの画面の明るさはいずれも最小に設定しています。

まず屋内(6SはバックライトON)

室内は、綺麗さ見やすさ、共にEPIX。
でも6Sも見辛いわけではありません。
実用上は問題なしです。

屋外
太陽に向かって時計を見てみます。

互角…かな。
撮影の関係上、EPIXの画面にスマホの写り込みがありますが、見辛くはありませんでした。また写真だと 6Sが暗く写ってますが、実際はもっとよく判別できます。画面の綺麗さだとEPIXですが、どちらも画面情報を識別できるので互角とします。

次は、時計の画面を太陽に向け気味したらどう見えるか試してみました。
こうやって見ることは普段有り得ませんがシチュエーションとして太陽が真上にきて画面に光が当たることを想定してます。

これはFENIX 6Sの圧勝。
さすが反射型液晶。太陽の光を画面の見やすさに上手く利用できています。
対してEPIXはちょっと厳しいかな。
この画面状態だと普通に歩いているときならなんとか情報を読み取ることができるけど、走っている時なんかは見辛くて難しいかも。

最後に太陽に背を向けて腕時計を見てみると…

こちらは、EPIXかな。
自分の身体が影となるため、見え方は室内の状態に近いです。
でも6Sは室内の方が見やすかったです。ちなみにこの写真、 6Sもバックライト点灯させています。
周りが明るいとバックライトあっても関係ないみたいです。

ということで、モロ直射日光でもない限り、EPIXが外でまったく見えないということはない様です。ここが1番の懸念点だったので良かった…。


次はGPS心拍計のチェック。
最新型の第4世代と、FENIX6Sの旧世代(第3?)との違いはどうか?
GNSSマルチバンドモード採用でのGPSの掴みは早いのか?

GPSの捕捉
EPIXはめちゃめちゃ速いです。

EPIXのGPS設定は、マルチGNSSをパフォーマンス優先、マルチGNSSマルチバンドを受信精度優先にしてあります。
つかむまでの時間を測ったわけではないですが、両方とも家の中でアクティビティの準備をして外に出ようと玄関に行ったら、EPIXは外出る前にGPSつかみました。
FENIX6Sは外出てから掴みました。
大体その差10秒くらい。
FENIX 6Sは大体こんな感じでGPSつかみますが、悪い時は30秒ほど待たされることもありました。
とは言え、せいぜい1分以内にはつかみますし、ForeAthlete235Jの時は悪い時はもっと時間がかかることもあったので、特段遅いとは思いませんでしたが…EPIXがこんなにも捕捉が速いとは…文句なしにEPIXの圧勝。

GPSの精度
実際に走って確認してみました。
結果としては変わらず。
5kmちょい走りましたが、どちらも5.43kmと同じ値を示しました。
ただ、走っている途中で、より正確にGPSを捕捉しているからでしょうか…EPIXの方が辛めに距離が表示されている場面がありました。(数10m程度短い)

そう言えば、関東ロードレース10kmに出るたびに思うのは、10kmのコースなのに、スタートラインのセンサーからゴールラインのセンサーで測ったときに10km無いこと。過去2回ともに9.95kmとGARMINCONNECT上50m足りない状態で記録されてます。
EPIXで計測した場合、これがどうなるか…6Sと変わらないのか…それとも辛め距離でさらに短くなってしまうのか…それともちゃんと10kmで計測されるのか…興味があります。
これは今年の12月も出場しないとw

心拍計
EPIXは6Sに比べ、センサー数が増えています。

精度はどんな感じなのか…。
これも走って比較。

こちらも違いはあまり分かりませんでした。
FENIX 6Sが心拍数151の時に、EPIXは150。装着部位とかの条件もあるので、誤差の範囲と見ていいと思います。
ただ走っている最中、見比べるとEPIXの方がより、画面に示される心拍数の表示が目まぐるしく変わっているような…。
この辺はセンサーの数が増えて読み取る情報が細かくなっているのかもしれません。


次はEPIXのナビゲーションについて
EPIXには地図がプリインストールされています。
そこであらかじめ作成した地図上のコースを使って走ってみます。
なお、コースは前回のレビューで作ったのとは別に用意しました。


あらかじめランニング用のコースとして作成したデータGARMINCONNECTから転送しておきます。
コースをロードするには、アクティビティでランを選択→ナビゲーション→コースから転送したコースを選択。

すると地図が表示されます。
スタートボタンを押すとアクティビティ開始。

まずは、コース通りに走ってみます。
画面はこんな感じ。

ピンクの線がコースとして設定したルートです。
青の矢印が自分の位置で赤の矢印はコンパスです。
画面下に表示されている距離は次のコーナーまでの距離です。
ただコーナーの認識がちょっと曖昧かな。
用水路沿いの道ですが、結構曲がりくねった道です。道なりに曲がるところはコーナーとは認識しないのかなと思いましたが折り返しの復路では道なりに曲がるところもコーナーとして認識されてました。
まあ、でも次のコーナーまでの距離がわかるというのは初めて走るところでは便利そうです。


折り返し地点付近まで来ました。

ここであえて、折り返さずさらに水路沿いに走りルートを外してみます。

すると…

オフコースと表示され、音と振動でコースから外れていることを知らせてくれます。


サイクルコンピューターのEDGEシリーズや車のカーナビのようにリルート機能はありませんが、コースからどれくらい離れてしまっているのかは表示されます。

画像だとルートを外れてから85m離れていると表示されてます。


コースに戻ると

画像がブレてしまいましたが、この通りコースに戻るとオンコースと表示されて、音と振動でコース上に復帰したことを知らせてくれます。

復路終盤。

コース終点までの距離を表示。
写真は撮っていませんが、終点まで行くと終点に着いたことを知らせてくれます。

本来、このナビゲーション機能は登山なんかで山頂から麓までのルートを表示するのが主な使い方だと思いますが、初めて走るマラソン大会でコースをあらかじめ設定登録しておくと、スライド区間での折り返しまでの距離がわかるので、使えると思いました。
以前、はなももマラソンで十字路を起点に全ての路地がスライドになっていて心が折れそうになったことがあるので。

東京マラソンもいくつかスライド区間があるので、使えそうです。

早速、コースを作って登録しておこう。


とりあえず、確認したいところは、ひととおり見れたのでEPIXについて私なりにまとめたいと思います。

さすがAMOLEDパネル採用のフラッグシップモデルだけあって、価格は高いですが、価格相応に機能が充実し、使い勝手も良いモデルです。
特に画面。
店頭で一度確認したとは言え、あの時は文字盤変えて比較したりすることができなかったので少し綺麗になったかなあという程度だったんですが…注文した後も、やっぱFENIXにしとけば良かったかな(疑)なんて思いながら商品到着を待ってましたが、あらためて、こいつにして良かった!と思いました。
ただ、画面と地図を除いた機能だけで言えばFENIX 6Sもほぼ同じように使えます。
心拍計GPSの精度も特段の差は感じられませんでした。
GPSの補足については 、GNSSによりEPIXはかなり速いです。
6Sも遅いとは思いませんが、つかみが悪い時もあります。
EPIXは捕捉スピードが速い分、ストレスレスなのが良いです。
都内のビルの谷間でのスタート…帰宅ランなんかでは、6Sとは差が出てきそうです。

あとタッチパネル。
記事では詳しい紹介をしていませんが、通常時はタッチパネルで各項目が確認できるし、アクティビティ時は動作で誤作動しないようボタンでの操作となるようになっています。

なかなか考えられて作り込んであり、使い勝手はかなりいいなと思いました。
逆にこの操作に慣れてしまうとボタンだけの操作がまだるっこしく感じるかもしれません。


ただし、地図要らない、液晶や稼働時間について今のままで満足しているなら6Sで問題なしということになります。

地図も付いている6(S)のサファイアガラスタイプやDualPower、6Xを買って間もない場合は7/EPIXシリーズとの性能の差異が小さいので、この時点での買い替えは勿体無いかなとも思います。


EPIX
とにかく画面の綺麗さにこだわる人。
他の人のスマートウォッチの画面と比べて画質が気になってしまう人向けでしょうか。
お店などでもライフスタイル寄りのアウトドアウォッチという紹介でした。
FENIX/EPIXシリーズを検討している人のほとんどはEPIXで問題ないかと思いますよ。
ただ、AMOLED採用の新製品ということもあり現時点では、まだConnect IQでの対応アプリがあまり多くないようです。
でも個々のアプリの対応リストみるとVenuシリーズは対応しているのでEPIXもアプリ開発者の人が対応してくれればEPIXでも使えるようになるでしょう。


FENIX
画面の質は、今のままで十分。そんなことより稼働時間が長いスマートウォッチが欲しい人向けかな。
しょっちゅう山を縦走するような人とか?
あとリーチマイケル選手のファンw

EPIXにしてもFENIXにしても、とにかくハイスペックでヘビーデューティなスマートウォッチを求めているなら現時点では最善のチョイスではないかと思います。



FENIX/EPIXは安くても7(S)ゴリラガラス仕様で93,500円からとほとんどのモデルが10万超えしますが、質感も悪く無いので所有欲を満たせる製品だと思います。

比較するのがおかしいかもしれませんが、ロレックスやオメガの時計買うよりは安いし。

ロレックスやオメガは時計としての質が高いのは間違いないけど、FENIX/EPIXなら、時計でキャッシュレス決済出来ちゃうし、Suica内蔵で電車も乗ることもできる。
健康状態やストレスチェックもできる。
充電する必要はあるにせよ、他のスマートウォッチと比べても長い稼働時間など利点がかなり有ります。

私もForeAthlete235J買う前までは、たかがデジタル時計に3万超も出せね〜と思ってたくらいです。
でも使ってしまったら…手放せませんw
もはやGARMINの術中にハマってますな…wwww
みなさんもハマってみては?


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